LINEオリジナルマンガの「黒脳シンドローム」が連載開始1周年を迎えます。
このブログのバックナンバーでも取り上げましたね。
高校生の主人公雪村は瀕死の重傷を受けながらも一命を取りとめ、その代償として、危険な目に合う他の人物と脳が入れ替わる「マネキンゲーム」というゲームに参加します。
雪村は何度も死にかけ、毎回スリリングな展開で、次の話が気になります。
僕がLINEオリジナルマンガで注目しているマンガの一つです。
編集部が、インディーズマンガから抜擢した、作者の石川オレオさんをゆっくり育てる姿勢も感じます。適度に休みを入れて、ストーリーや作画の水準を保つようにし、単行本の準備にも時間を割けるようにしているようにも見受けました。
ファンとの交流会も開催しています。
また、スマートフォン時代のマンガのビジネスモデルのあり方もよく検討しているよのではないでしょうか。
LINEの連載に多い縦スクロールのウェブトーン形式にはせず、最初から横に捲っていくように進む一般的なマンガの表示形式をとり、単行本化を容易にできるようにしてあります。LINEマンガの単行本化の先行例として、韓国ウェブトーン由来の「ノブレス」「少女ザワイルズ」がありますが、縦スクロールをコミック化する作業はやはり大変だと推察します。
そして、人気の韓国ウェブトーンをコミック化するよりも日本でインディーズマンガを募り、その中から日本の描き手を育てていくことを重視する方向をとりつつあるのかもしれません。
LINEマンガのようなウェブマンガの台頭は、一般のマンガ雑誌にとって脅威になるかもしれませんが、競争の中で面白いマンガが一層生まれてくるなら悪いことではありませんね。
あなたは最近どんなマンガを読んでいますか?(^_^)