幼い頃の自分をおもい出させるのです。
特にBパートの
子供達は夏の線路 歩く
吹く風に素足を晒して
という歌詞に懐かしい夏の日々への想いが不意に湧き上がります。
冒頭のサビの
消える飛行機雲 僕たちは見送った
眩しくて逃げた
というフレーズもジンときますね。
そして、1番を締めくくるサビ
わたつみのような
強さを守れるよ きっと
この言葉の花束に日本語の麗しい調べを感じるとともにこの詩の目指す高みが伝わってくるのです。
鳥の詩ほどの歌詞はなかなか生まれるものではありません。作詞者の麻枝准さんの持つ経験と言葉の世界があいまって、このような珠玉の歌詞が生まれてきたのでしょう。
また、フルコーラスを通じて、英語の単語が全く入っていないというのも新鮮に思われます。
調べといい、歌詞といい、鳥の詩をアニソンの国歌というのも、あながち誇張ではないとも思われます。
アニメソングが好きなら、あなたにお勧めの曲ですよ(^_^)
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