こち亀が40年間愛された理由 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

9月17日発売の週刊少年ジャンプで「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が最終回を迎えます。

今日9月15日の朝日新聞朝刊には、
「こち亀」連載40年 愛され続けた訳
という記事が掲載されていました。

漫画家と漫画評論家のコメントが寄せられていましたが、大人も子供も楽しめる、話題が幅広い、という意見に僕も同感でした。

そして、こち亀が続いてきた理由として、流行不易という四字熟語を僕はあげたいです。

「流行」は移り変わるもの、「不易」は変わらないもの。俳句で大事にされる考え方ですが、いろいろな表現に当てはまることと思います。

こち亀において、
「不易」は両さんの人情を軸としたドタバタ劇。いつものストーリーパターンですね。
「流行」は、ホビーの世界を中心に時代の新しい流行やアイテムを取り入れ続けた姿勢です。
バックナンバーでも取り上げましたが、ボーカロイドが人気を得てくると、初音ミクをイメージしたキャラクターも作品に早速登場させていました。このような柔軟性がこの作品を古びさせませんでした。
こち亀終了が「流行不易」の大切さをまざまざと思い出させてくれました。
9月17日のこち亀最終回、いったいどんな終わり方なのでしょうか?
あなたはどう思いますか?(^_^)