今日7月24日は祇園祭後祭(あとのまつり)の山鉾巡行の日です。きっとお囃子が奏でられたことでしょう。
7月21日の夜に祇園祭後祭(のちのまつり)の宵々々山に行ってきました。簡単に言うと夜の山鉾を見て回るイベントです。
7月16日のブログで取り上げましたが、祇園祭期間には独特の伝統的なサウンドを耳にすることができます。
(山鉾で笛の練習をする人たち)21日の夜も山鉾巡行を営む町を訪れると、祇園祭の独特のお囃子が聞こえてきました。太鼓、笛、鉦からなる独特の音色。時に掛け声が加わります。
また、各町内の休憩所や販売所では山鉾運営の資金を賄うために記念品の販売や縁起品の頒布を行っていますが、その際にお手伝いする少女たちが京の町に受け継がれてきたわらべ歌を合唱し夜の祭事の風情を高めていました。
路地に面した広場では、ちょうど町内の人が集まって、24日の山鉾巡礼の日に奏でるお囃子の練習をしていました。
太鼓がリズムを先導し、鉦、横笛が合わさります。ゆったりしたリズムと趣ある音色、時折入る掛け声が一体感を高めていました。
大人たちに交じって小さい子供たちは鉦を奏でていました。とても真剣な表情でした。子供たちも祭事を担っているのです。
このようにして伝統的なサウンド、ひいては文化が受け継がれていくんだなぁと思うと感動めいたものを覚えました。
久しく立ち止って耳を傾けましたよ(^-^)
新旧の音楽を問わず、生の演奏はやはりいいものですね。
あなたの町の伝統的なサウンドに耳を傾けるものいいですね~。
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