4月のことです。「ぜひアラビカのコーヒーを飲んでみてくださいよ」と二十代後半の知人から言われました。僕もこの「アラビカ」という店がかなり気になっていました。
というのも、昨年の京都新聞11月29日の記事でラテアート世界一に輝いたバリスタがヘッドバリスタを務めている事を知ったからです。そのバリスタは京都で生まれ育った山口淳一さん(35歳)。28歳のある日ラテアートに出会い、独学で基礎を学び、東京に移住し、有名店で修行を重ねたそうです。2014年春開催の世界選手権を制覇した後、アラビカ京都の運営会社から立ち上げを誘われ京都に戻りました。
僕が共感を覚えたのは、生まれ育った京都に戻ってバリスタの職やラテアートを極めようという姿勢です。
僕自身、大学時代に東京に住んでいたし、友人も少なくないのでその魅力がわかるのですが、流れが変わりつつあるとはいえ、いいものが東京になびきやすい時代です。あえて京都に戻ってきたことに嬉しさを覚えました。最高水準のラテアートが京都で気軽に楽しめる訳です。山口さんのような人たちが続出すれば、行政がしいて音頭をとらなくても、非東京の、いろいろな地域や町が輝くことでしょう。
ちなみに山口さんもかかわって立ち上げたその店は、京都有数の観光地の八坂神社・東山界隈にあると紹介されていたので、並ぶに違いないと思い、時期を探ってはいました。
しかし、知人の言葉で5月に行こうと決めたのでした。
そして、5月15日、ついに訪れることに。(続く)
写真はアラビカ京都のカフェラテです。次回詳しく書きたいですね。
