災害とエンターテイメント〜熊本の震災に思うこと | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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熊本の大地震で被害に遭われた方や不便を余儀なくされた方に痛み入ります。被害が広まらないことと早い回復をお祈り申し上げます。
こういう災害や不幸の際に、音楽イベントを中止したり自粛したりすることに対して、「経済活動が萎縮する」「右ならえは良くない」「自粛は二次災害だ」など批判的な意見も見かけますが、大災害や不幸の直後については特に的外れに感じています。行き過ぎは良くない面も確かにありますが、このような場合の中止や自粛は、人の情にそった反応ではないでしょうか?
住む地域や人間関係など様々な事情にもよりますが、大勢が痛みを味わっている時に、なかなか楽しみたいとは思えないのではないでしょうか。特に九州の人はそうではないでしょうか。
他人の痛みを想像することは、時に経済活動よりもずっと大切なことです。東日本大震災のおり、とても思いました。
現在、いろいろな分野が市場経済の波に飲み込まれています。痛々しいことが起きたときぐらいは立ち止まって、その痛みを想像したり、エンターテイメントの在り方を振り返りたいと思うのです。
ライブ等、どうしてもしないわけにはいかないこともあるでしょうし、あるいは積極的に応援活動をしたい場合もあるでしょう。そんな場合はチャリティー的なものを入れることを個人的には期待できたら思います。
この件については、いろいろな意見があると思いますが、何人かの音楽関係者の意見に触れて、自分自身の意見を書いておきたいと思いました。