僕が応援していた卓球マンガ「ニッペン」が本日発売の『週刊少年サンデー』2016年17号で最終回を迎えました。
スポーツマンガで主人公が最大のライバル的存在と連載初期で試合になり、決着がすぐつかなかったり、あるいは主人公が負けない場合は、連載が終わる、
この経験則通りの結果となってしまいました。
昨年7月のブログで取り上げた「ピンキュー★★★」も最終回は「ニッペン」と同じパターンでした。
「ニッペン」(小学館)第1巻のおもて表紙
時代遅れとされる日本式ペンホルダーラケットで、頂上制覇を狙うというアイデアは斬新だったと思います。努力型の主人公の設定や主人公の過去の経緯も悪くなかったです。絵も僕は切迫感がうまく描かれ好きでした。
先日の男子卓球の世界選手権決勝進出が追い風になってくれたらと願っていましたが、
残念ながら最終回となってしましました。全19話です。
一見地味に見えるスポーツである卓球の面白さや深さをどう表現してみせるか、
これが卓球マンガの難しさだと改めて感じました。
作者の大谷アキラさんの次回作品を期待したいと思います。