オリジナル曲「桜」と沖縄の縁 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

春の日本に咲き乱れる桜花、

それを寿ぎたいという思いから始まったオリジナル曲「桜」。

 

以前のブログにも書きましたが、東日本大震災に衝撃を受け、その年も変わらずに咲き匂う桜に心動かされ、曲のモチーフを大きく変えた「桜~北に舞ふ花びら~」を作り発表しました。

 

当初、「桜」は日本のいろいろな桜を歌い込む構想でした。

最初の発表曲「桜~北に舞ふ花びら~」の出だしは


桜一輪 微笑んで 春の扉を開き
北へと旅立つ桜の花びらと一緒に


しかし、震災以前に最初に考えた出だしは

名護の城(グスク)で見た桜 春の扉をたたき

名護城は沖縄島北部の桜の名所。
ヒカンザクラが1月下旬には咲きます。

上の写真がそうですが、ソメイヨシノよりピンク色が濃い桜です。

 

名護からスタートしそのあとは九州、本州と桜の名所を北上していく歌詞を考えたのですが、
サクラ開花時期を調べると、沖縄と九州・本州の間が2か月ほどあいてしまうので、のんびりした感じになってしまう印象を受けました。そこで沖縄の名護から始まる歌詞は再考し、ほかの歌詞をいろいろと考えたのです。西日本なら終わりは京都、東日本なら函館など。

そんな中、2011年3月11日になり、「桜」が大きく変わることになったのです。


今なら沖縄の桜を歌詞に入れるなら、ヒカンザクラで沖縄の桜の名所を詠み込んだ「桜~沖縄の詩~」を作るのがよいと考えています。

これは沖縄の桜を愛する地元の人が歌詞を紡ぎ、歌うのがふさわしいバージョンです。

沖縄に限らず、「桜」のカバーや二次創作・アレンジはOKです。

詳しくは以前のブログ「あなたの桜で歌ってみて」をご覧ください。

沖縄バージョン、もしも生まれるなら、さて、どんなバージョンになるでしょうか(^-^)