桜の詩歌・桜ソング 序章 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

2月も下旬になり桜の季節が待たれますね。
最近はアニメソング以外に桜ソングを結構聴いていますが、いにしえから日本では、桜の花が歌われてきました。
そこで、桜シーズンの終わりまで、桜を詠んだ和歌や詩歌、桜ソングを折々取り上げたいと思いました。
最初に僕が好きな桜を詠んだ和歌を一首。

久方の光のどけき春の日に
静心(しづごころ)なく花の散るらむ
紀友則 「古今和歌集」

「久方(ひさかた)の」は光にかかる枕詞。
光がのどかな春の日にどうして桜は慌ただしく散っているのだろうか。
そんな意味です。満開の花もいいですが、散り舞う花も美しい。

では、このシリーズ、次回もご覧あれ(^_^)
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