「錻力のアーチスト」〜僕がいま楽しみな野球マンガ3作品〜 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

野球マンガは昭和、平成時代を貫く人気のマンガジャンルですね。
いま僕が特に楽しみにしている野球マンガを3回にわたって紹介したいと思います。

まず最初に紹介したいのが『週刊少年チャンピオン』で連載中の「錻力のアーチスト」。高校野球マンガですが、キャラクターの面白さに加え、想像を掻き立てる過剰な表現描写が僕には魅力です。
打者が投球で首を落とされたり、ボールが燃える炎をまとっていたり、球場が氷雪の包まれたり、登場人物たちの心情が大げさな比喩で描かれるのです。
また、対決を願ってはヨダレを垂らす選手たちがとても印象深いw。

主人公の清作雄(きよさく ゆう)は孤独を恐れない天才打者でしたが、腰を痛めて、野球の名門私立高校には行けず、公立の古豪である桐湘高校に進学します。
最初は独りよがりだった清作でしたが、野球部の個性的な面々と競い合う中で、仲間の大切さに気付いていきながら、人間的にも打者としても成長していく物語です。

また、登場人物では、僕は強豪校蔡理高校の蛮堂睦(ばんどう むつみ)が気になる存在です。
レスラー並みの身体を持つ投手で、マウンドで女子マネージャー桃ちゃんへの愛を叫び、文字通り「燃え盛る」ボールを投げるのです。彼の愛の言葉も作品の面白さを引き立てますよ。

この作品の作者は細川雅巳さん。『少年チャンピオン』での前作、「シュガーレス」も僕の好きな作品でした。

独特な過剰描写の「錻力のアーチスト」が気になりましたら、あなたも試しにどうぞ(^_^)

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