感涙と至純のひと時~「蒼き鋼のアルペジオ」最新劇場版を見て その1~ | みかんともブログ

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10月21日木曜日の午後3時過ぎから5時までで2時間弱、
それは感涙と至純のひと時でした。
「蒼き鋼のアルペジオ~ARS NOVA~」の劇場版Cadenza を観たのです。

平日の夕方前、京都のTジョイ・シネマの劇場内は閑散とし観客は8人ほど。
しかし、劇場内をすぐにアルペジオの世界が領しました。
僕は我を忘れてスクリーンに引き込まれました。
迫力ある戦闘シーン、明かされていく数々の謎、そして、戦艦を具現化したメンタルモデルたちの心の葛藤。上映中、何度も「人間とは何か」という問いに迫られました。
ところどころに垣間見られる純情、ラストの哀切、しばしば落涙していました。

この作品は、萌え要素もある娯楽バトル大作とも言えますが、それ以上に今を生きるものに対して本質的な問いを投げかける、極めて深遠な作品とも思われました。
アニメとは奥が深いなぁと実感しないわけにはいきませんでした。

アルペジオファンはもちろん必見ですし、「人間とは何か」を考えたことがある人にこそ、ぜひぜひ勧めたい作品ですよ。テレビシリーズを見てない人はまずそれを見てから劇場へどうぞ(^-^)


追伸:前売り券の写真です。図柄の最前部に大きく表示されているのが「ムサシ」のメンタルモデルです。



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