「Hacking to the Gate」~アニメ『STEINS;GATE』OP曲の魅力~ | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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アニメ『STEINS;GATE』全24話中へ21話まで見終えました。
主人公の岡部倫太郎は大切な存在を守るための二者択一を迫られています。
このアニメの前半はゆったりと進んでいましたが、後半になると俄然切迫感が増しました。
そして、思うのはオープニング曲「Hacking to the Gate」(歌:いとうかなこ 作詞&作曲:志倉千代丸)の歌詞がストーリーと縒り合わさってきたこと。

だから今 一秒ごとに 世界線を越えて
君のその笑顔 守りたいのさ

岡部は大切な存在を守るため、時間の世界線をこえて行こうとするのです。
しかし、それが違うかけがえの存在を失う試みであることにもやがて気づき......。

そしてまた 悲しみのない 時間のループへと
飲み込まれていく 孤独の観測者


たらざるを得ないのです。時間の世界線が以前どれだけずれているかを唯一知る者として。

他にも歌詞とストーリーが見事に調和し、また、リズムと切迫感が重なり、こういうところが、アニメソングの魅力だなぁと改めて実感しました。
果たして、『STEINS;GATE』の結末はどうなるのか?
あと3話、僕は手に汗を握ることでしょう。