春になると水田ではレンゲソウ畑が広がっていました。
昭和時代前半の懐かしい風景。
レンゲソウは中国原産の植物で、薄紫の可愛い花を咲かせます。
その根は天然の肥料となるため、
農家はレンゲソウの根を土にまぜ入れてから、田植えをしたのです。
日本では江戸時代から肥料として利用され始め、
明治時代になると政府がその利用を奨励しました。
高度経済成長期に化学肥料が普及するとともにレンゲ畑もどんどん減っていきました。
今では見かけることがとても珍しくなりました。
僕も子供のころ稲作地帯の仙台平野に住んでいましたが、
レンゲ畑は書物で知るだけで、実際に見た記憶がありません。
現在、懐かしくなったレンゲ畑を観光資源として活用している自治体もあります。
例えば、埼玉県の久喜市。今の時期レンゲ祭りを開催していますよ。 http://www.city.kuki.lg.jp/miryoku/kaikajoho/renge/rengekaika_h27.html
レンゲソウは中国原産の植物で、薄紫の可愛い花を咲かせます。この植物は日本では江戸時代から肥料として利用され始め、明治時代になると政府がその利用を奨励したそうです。
そして近代の日本のふるさとの風景になったようですね。
花言葉は「あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ」だそうです。
写真は近所にあるレンゲソウの畑です。今の時期になるとこの光景が楽しみです(^-^)
5月上旬になると近所で田植えが始まります。

