聴き手はオーストラリア青年 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

このブログでも何度か訪日観光客が増えている実感をしるしましたが、

ブログに書こうと思って書いてなかった出来事があります。


先月、京都の地下鉄、烏丸御池駅ステージで

弾き語りした際にこんなことがありました。


ギター演奏をして歌っていると、旅行者風の白人の青年が立ち止まってくれました。

そこで、僕が歌える唯一の英語曲、「FLY ME TO THE MOON」を歌いました。

この曲はボサノバやジャズの名曲であり、テレビ版新世紀エヴァンゲリオンのエンディングにも

使われた曲で大好きな曲。

その人はじっと耳を傾けて、演奏が終わると拍手を送ってくれました。

嬉しかったです。


その人はアルファベットAから始まる名前でしたのでここではAさんと呼んでおきます。

そのとき聴いていたお客さんはAさんだけだったので、日本語をほとんど話せないAさんと

いろいろ拙い英語で話しました。

するとAさんは、5週間日本に滞在しいろいろ見て回るということでした。

オーストラリアから来た学生で、日本にとても関心があるということでした。

成田から日本に入国し、東京を見て、関西に来訪、

すでに奈良を観光し京都に来たところでした。

今後、京都、大阪、神戸を見て、

松山、広島、長崎を訪れ、

北海道へ飛び、ニセコでスキーを楽しんでから

オーストラリアに帰国するという日程でした。


北海道のニセコがオーストラリアのスキーファンに人気があるという新聞記事に今まで何度か接してはいましたが、Aさんがニセコの雪質を褒めているのを聞いて、実感を持ちました。

Aさんから今回訪れるところのほかに、お勧めのところはどこかか、と聞かれましたので、

行きやすいお勧めの場所として、新幹線でいける金沢、仙台を勧めました。

するとAさんは南東北は放射能が強いイメージがあるらしく、

仙台に少し難色を示していました。

仙台の放射能測定値は大阪よりも低い傾向にがあるんですが、

オーストラリアから見たら、仙台も福島の原発事故の地域も

同じ地域に思うのは、無理もないかもしれません。

一応、自分の知っている範囲内で、放射能の地域差について話しました。

ちなみに本日4月16日の直近の測定値では、(すべて14:40現在 http://new.atmc.jp/  参照) 

京都 0.041マイクロシーベルト

大阪 0.077マイクロシーベルト

仙台 0.041マイクロシーベルト

関西在住の人は意外に思われたのではないでしょうか。


Aさんも僕も楽しい話の中でも、

福島の原子力発電所事故の完全な収束も願いました。

それと、温泉はどこがいいかと聴かれたので、

いっぱいあると前置きを入れ、Aさんの旅行ルートから行きやすい、

神戸の有馬温泉と松山の道後温泉と答えました。


Aさんからいろいろ尋ねられてあらためて、日本はいっぱいお勧めの観光スポットがあるなあと思いました。4月中ごろは、

Aさんがちょうどオーストラリアに帰るころです。

日本でいいひと時を過ごせましたように!