我が家の小1が英検4級合格しました!
我が家のスペック
両親:ともに海外経験無し。
子ども:教室としては25分/週2回のオンライン英語のみ。公立小に通う小1。
子ども小学校入学時
簡単な英語絵本が読めて短いセンテンスが書け、簡単な日常会話は理解し短いフルセンテンスで返せるが、自分からの発話が完成されていない状態。
STEP.1現状把握
まず、現状把握のために親子で過去問を解いてみます。
親→出題の傾向をつかみます。自分は過去6回分やりました。
子→今の実力を確認。できてないところを確認します。
STEP.2傾向と対策
結果…
読解力と語彙力の強化が必要という結論に。
具体的に言うと
- 穴埋め問題で、イディオムを知らず不正解
- 長文で言っている事は分かるのに
- 単語も若干弱い
- 入れ替え問題が壊滅的
傾向が分かれば対策が打てますね。
単語・イディオム・読解力強化・パターン定着に多読を
パターン覚えさせるために過去問を
取り組むことにしました。
STEP.3内容
腹落ちさせる。
いの一番から、何を言っているんだろうという感じではありますが、ここ大事です。
4級からは長文が出ますので長文読解を含めた時間配分が肝になります。
うちの子は5級合格時点で単語量400程度の長文をすらすら読める状態にはあったのですが絵が無いから飽きて途中であきらめてしまうんですね。
4級の長文は普段読んでいる文章量の半分以下なのに。
『こーゆーもんだ』と思わせるのに大分手こずりました。
腹落ちさえすれば長文とリスニングはパルキッズ生の得意分野。過去問の長文は、毎回ほぼノーミスです。
腹落ちは何事においても大事ですね。
文法は捨てた
小1の子に文法は無理でした。
少なくとも、うちの子には。
実際に過去問を解いてみると、文法が必要なところってそんなにないので、ここは大胆に捨てます。
こどもが日本語を話すときに「倒置法つかってしゃべったよ」とか言わないけど日本語をフツーに話すことができるので。
そのため、うちの子はbe動詞という名前すら知りません。
パターンをしみこませる作戦でいきました。
楽しく覚えるよ!多読ブースト!
I LOVE READING!に加え、途中からORTを追加したことが良かったです。
I LOVE READING!は良い教材なのですが難易度高めです。
それもそのはず。素読→音読にする教材なので。
I LOVE READING!が音読になってきたころにORTを与えたら『ナニコレ!?すごく読みやすい‼』と言って喜んで勝手に読み始め、スポンジが水を吸収するように理解していきました。
多読で単語と熟語が入ってくるので、それらはあまりやらせませんでした。
あと、繰り返しのフレーズがよく出てくるので、パターンとして覚えさせるのにも向いていました。
とはいえ、単語・熟語を覚えてるかの確認と補強で
を、使いました。
タイトルまんまの本で、ここは押さえとけ!って感じの本ですね。
ただし、読み仮名は振られていないので子供が読めない場合は親がルビふりする必要はあります。
遊んで覚えよう!アプリ
英検®問題集
英検2~5級に対応していて短文、会話、単語の並び替えと3種に分けられています。
ゲーム感覚で出来るので、子供は喜んで取り組んでしました。
期間と量でいうと英検の一か月前から各種毎日5問ずつ位。
これでパターンをしみこませます。
これで無料って有難いですね。
地味に大変!参考書等へのルビ振り
5級まではルビ(よみがな)が振っているものが割とあります。が、4級以上は少なめです。
それもそのはず。4級は中2相当ですからね。
わが子はフツーの小1なので先取りしても、せいぜい小2までの漢字が読める程度なのでそれ以上の漢字が読めないので読み仮名をふっていく作業が地味に大変でした。
しかし、これさえやれば、取り組んでくれるので地味で手間がかかるけど必要な作業です。
副作用としてよく出る漢字は少し読めるようになりました。
低学年で英検4級以上を受けるには、親のサポートが必用だという事を実感したことでもあります。
それと同時に、ルビを振り忘れたときは英文を読んで読めない漢字を補っていたので、案外どうにかなるもんだな、とも思いました。
使った参考書
読み仮名は無しです。
シンプルな予想問題集で、過去問と同じ感じで使えるので我が家には向いていました。
巻末の答えに解説もあります。
コピーして過去問に混ぜて出していました。
読み仮名ありです。
予想問題集+ポイントまとめ版の形式。
日本語でポイントまとめてあるのが、好き嫌い分かれるかなという感じはしました。
問題の部分のみをコピーして過去問に混ぜて出していました。
読み仮名は無しです。
分かりやすくよくまとまっているけれど小学校低学年以下の子がそのまま取り組むにはには情報が多すぎです。
ココ!という事が伝わらないため、今日伝えたいことのみを紙に抜きだして書いていました。
とはいえ、よくまとまっているので高学年以上の子が自習するにはいい本だと思います。
問題を解いていくポイントと傾向が載っているので、どう組み立てていくか考えるときの参考になりました。
STEP.4まとめ
親が英語得意でなくとも子どもがインターや英語学童に通ってなくとも
積み上げていけば、小1で英検4級取得は可能です。
とはいえ、小さな子があきらめずに、よく頑張ったと思います。
3級も取るんだ!と頑張っているので私もフォローしていく所存です。