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みかんガムのブログ

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THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!@メットライフドーム公演、お疲れ様でした。

速水奏担当プロデューサーのみかんガムと申します。

 

この度、当該公演に出演された速水奏様&飯田友子様宛にお花と寄せ書きを贈る企画を行いました。この記事では、お花の解説を中心に、企画に込めた想いを書いていこうと思います。

 

最初に、こちらが今回の企画でふたりに贈ったフラワースタンドです。

■今回贈らせていただいたフラワースタンド

 

■企画参加者連名ボード

 

【テーマについて】

企画のテーマは、「今を見つめる」です。

今回は6thLIVEで初披露となる“if”をベースに、その中でも特に印象的だったワンフレーズを取り上げてお花をつくりました。

 

そのフレーズは、「あなたにどう映ってる?私」です。

 

この歌詞の「あなた」と「私」は、どちらも、速水奏、プロデューサー、あちらの世界の奏のファン、そして飯田友子さんなど、歌い手や聞き手にとっての様々な人を自由に当てはめることができると感じました。

“if”が披露される瞬間、この歌を歌うとき、そして聞くとき。その場に居合わせたひとりひとりが、自分にとっての「あなた」と「私」を当てはめ、問いかける場にする事ができるはず。そのメッセージを、フラスタを通しても問いかけたいと思い、「今を見つめる」をテーマに設定しました。

この問いに対する企画時点での私の答え。私に映る「一番魅力的な速水奏の今」を表現したのが、今回のフラスタです。

(フラスタ原案確定時点で“Pretty Liar”のイベントは来ていなかったため、テーマ設定に当たり“Pretty Liar”は考慮していません。)

 

 

【[ミスティック・ドーン]について】

テーマの問いへの答えとして、今回は[ミスティック・ドーン]を選択しました。

[ミスティック・ドーン]は、2017年の11月にデレステにて登場した、速水奏にとって3枚目のSSRです。

■[ミスティック・ドーン]速水奏+

 

[ミスティック・ドーン]のコミュや台詞では、速水奏にとってのアイドル性についての今までとこれからに対する考え方が示されていました。

当時、特にモバマスの方で「日の光」路線のカードが続いていました。[ミスティック・ドーン]登場により、速水奏にとっての新しい挑戦である「日の光」の姿に対するスタンスを示しつつ、これが路線変更ではなく、それまで多くの人を魅了してきた彼女の王道イメージである「夜の闇」の姿を肯定してくれたことが、当時大変うれしかったのを覚えています。

 

「夜の姿」も「朝の姿」も両方表現できる[ミスティック・ドーン]を経た速水奏が、「一番魅力的な速水奏の今」である(もちろん、数ある姿の内のひとつではあります)。そのような想いから、今回このカードを選びました。

 

前置きが長くなってしまいましたが、お花の解説に入ります。

 

 

【お花の構成】

本企画のお花は、主に3段に分かれています。最上段は、「夜の色」をイメージしました。「黒と藍は闇の色。夜を纏う、私の色。」という[ミスティック・ドーン]の台詞にもあるように、黒をメインで作っています。

■最上段の写真

 

また、今回のドーム公演は2015年の10th同様、フラスタを野外設置することが予想されました。野外設置ということは、お花本体も夜と朝どちらも経験します。そこで、最上段に電飾を取り付けてライトアップすることにより、夜は昼と違う見え方になるようにしました。

■ライトアップしたお花の写真

 

次に、中段を一度飛ばして、先に下段の話をします。

最上段から下段にかけて、グラデーションになっていることに気づいていただけたでしょうか。黒い闇の色から移り変わる、暖かな「朝の色」をイメージして作ったのが、下段のお花です。

■グラデーションを意識しました

 

下段単体で朝を表現するのはもちろんのこと、「夜から朝への移り変わり」を表現するためのグラデーションについて、何度もハナノキさんと打ち合わせを重ねてきました。複数種のお花を使ってきれいなグラデーションにするのはかなり難しいのですが、きれいな「夜明け」を表現していただきました。ハナノキさん、本当にありがとうございました。

 

最後に、中段です。上段の「夜」から下段の「朝」に移り変わるただ中に位置する青いお花。ここで表現しているのは、「速水奏自身の色」です。

■中段の写真

 

速水奏自身の色として青を真ん中(夜明けの位置)に配置することで、夜の色、朝の色、どちらの色も背負う彼女の姿を表現しています。

また、今回のソロ曲は、ダンサーさんもいない完全ソロでの歌唱でした。これは速水奏&飯田友子さんにとって、2016年のデレパ公録での“Tulip”初披露以来2度目です。キャパ1000人の会場から、キャパ3万人のドームに。相当なプレッシャーだったことでしょう。そんな大舞台で2度目の完全ソロ歌唱に臨むふたりに、初めての完全ソロから続くお守りとして、青いチューリップの花も贈らせていただきました。

 

 

【イラストについて】

お花の中心に位置するイラストパネルは、今回のメイン衣装である[ミスティック・ドーン]の特訓後の衣装を着た二人です。

■メインパネル

 

サイゲフラスタ横に掲示されていた色紙で、飯田友子さんは速水奏に対して「奏が背中を押してくれる、引っ張ってくれる」という旨のメッセージを贈っていました。私は、速水奏にとっての飯田友子さんも、同じ関係にあると思っています。飯田さんが速水奏の「背中を押して、引っ張ってくれる」からこそ、彼女はより一層アイドルとして輝けるのであると。お互いがお互いを支え引っ張り合うことで、アイドルとして、声優として一歩ずつ前に進むことができる関係にあるのだと信じています。そして、これからもそうであってほしいと願っています。

今回のイラストでは、ふたりが肩を並べ、横並びになるようにお願いしました。そして、飯田さんには、反転した[ミスティック・ドーン]+の衣装を着てもらうことで、お互いがお互いにとっての鏡に映る存在のようなパートナーであることを表しています。

 

また、ふたりのポーズについて。奏に飯田さんのパンフレットのポーズを、飯田さんには[ミスティック・ドーン]+のぷちデレラのポーズをベースに描いていただくことで、鏡の関係を強調しています。「指先ひとつの動きで、どこまでも惑わせてみせる」という台詞があるように、ふたりの指先に至るまでこだわって描いてもらいました。

MAIROさんには、イラストだけでなく、デザイン全般もたくさん助けていただきました。私の無茶を、たくさん聞いていただきました。本当にありがとうございました。

 

 

【フラスタ全体について】

ここまでフラスタの構成やイラストのお話をしてきましたが、別の視点でもお花の話をします。

今回のフラスタでは、意図的に造花をたくさん使っていました。気づいていただけたでしょうか。過去の企画でも、生花が使えない時の代用で造花を使用することはありましたが、今回は、生花で用意できるお花でも、あえて造花を用意していただきました。

 

この造花を使って表現したのは「きれいであるための嘘」です。

 

2018年9月。デレステにて、高垣楓さんとのユニットであるミステリアスアイズのイベント、“Pretty Liar”が行われました。発表当時は“if”から始まる[ミスティック・ドーン]をベースに企画を進めていましたが、「一番魅力的な速水奏の今」を表現するにあたり、このイベントを無視することはできませんでした。ただ、今回のLIVEには早見沙織さんのご出演予定はなかったので、「ユニットとしてのミステリアスアイズ」としてではなく、「ミステリアスアイズのイベントを終えた速水奏は何を見るのか」という点に注力しました。

そして、このイベントを経て印象的だった「きれいであるために嘘をつくこと」をお花で表現しようと思ったのが、今回の造花です。

もちろん、スタンド花に使用される生花は美しいです。でも、人工的に作られた造花も、実は負けないぐらい美しいのです。本音(生花)が嘘(造花)を隠し、また、嘘(造花)が本音(生花)を隠す。お互いがお互いを隠し合い、それが美しく、より魅力的なお花になる。そんな速水奏らしさの表現を、お花を使ってチャレンジさせていただきました。

■フラスタの全体図をもう一度

 

 

【寄せ書き企画について】

お花の解説に併せて、寄せ書き企画についてもお話しします。

お花企画に参加していただいた方を中心に、飯田友子さん宛ての寄せ書き企画も行いました。LIVE当日2日間+奏オンリー(前日物販の日は雨天中止)の計3日間で、315名の方にメッセージを頂きました。

こちらが、今回メッセージを書いていただいた寄せ書き用のカードです。

■寄せ書き用のカード

■ファイリングした寄せ書き

 

このカードは、「女優鏡」をモチーフにしています。女優鏡は、「女優の真実と嘘」を知る鏡です。女優の化粧前の素顔も、化粧後に舞台に立って人々を魅了する姿も、どちらも知っている鏡は、「今を見つめる」ためのアイテムとしてぴったりであると思い、採用しました。

「自分を見つめた」皆さんからのメッセージは、企画主の方でまとめて収納し、プレゼントボックスに入れさせていただきました。

 

特に寄せ書きについては、当日の企画運営から最終梱包に至るまで、本当に多くの方に支えていただき、無事完成させることができました。本当にありがとうございました。

(完成したファイルのラッピング作業は、現役書店員Pであるみやますたさんにお願いしました。きれいに包装していただき、ありがとうございました。)

 

 

【楽屋花について】

今回、スタンド花、寄せ書きと一緒に、楽屋花も贈らせていただきました。こちらが、当日贈ったお花の写真です。

■楽屋花の写真

 

こちらはスタンド花・寄せ書きとは違い、「遊園地デートの思い出」をテーマに作りました。

LIVEのテーマが遊園地であったことと、冬開催(LIVEではなく実際の季節)であったこともあり、[ツインテールの風]+をベースに作りました。

カードイラストに登場したマーガレットを使いながら、スノードームや写真立てなどの小物を中心に、冬のイメージで構成しています。こちらも、スタンド花と同じくハナノキさんに素敵に仕上げていただきました。

■[ツインテールの風]速水奏+

 

 

【あとがき】

ここまで文章を読んでいただき、ありがとうございました。

 

速水奏の2曲目“if”は、同じ奏Pでも感想・解釈の振り幅が大きく、十人十色の受け取り方をされる楽曲でした。「総意」として出すフラスタ企画である以上、ひとつの解釈に寄りすぎたものにならないように気をつけながら、約半年間“if”と向き合って参りました。

 

当日披露された“if”は、本当に素晴らしいものでした。会場にいる3万人以上がメットライフドームのセンターステージに立つ飯田友子さんと速水奏に注目する中で、堂々とパフォーマンスをやり切った姿に、心の底から感動しました。そして、LIVE後のデレラジおまけで語っていた飯田友子さんの“if”に対する想いを聞いて、改めて飯田さんがひとりひとりの奏や“if”を大切にしてくださったことがわかり、本当にうれしかったです。

 

 

速水奏ボイス実装の発表から約1年後の2015年、シンデレラの3rdLIVE。速水奏を取り巻く環境は、あの日を境に大きく変わりました。あれから3年。ふたりは今なお進化し続けるパフォーマンスを私たちに見せてくれます。

この先、まだ見ぬ高みへ進むふたりに、この先もプロデューサーとして、ファンとして、少しでも力になっていきたいと思います。

 

最後になりますが、フラスタ企画に参加いただきました255名の参加者様。寄せ書きに参加してくださった皆様。イラストやデザインでたくさん助けてくださったMAIROさん、素敵なお花に仕上げてくださり、ぎりぎりまで手直しなど対応してくださったハナノキさん、関わった全ての皆様に感謝しております。企画をさせていただく度に、いつも周りの方に恵まれていることを実感します。本当にありがとうございました。

 

6thLIVE@メットライフドーム公演。私の目に映った速水奏は、輝いていました。

魅力に溢れた素敵な担当アイドルが、ドームの舞台に立っていました。

 

あなたの目には、どう映っていましたか?

 

 

速水奏(CV飯田友子)担当プロデューサー

みかんガム

2018年 11月29日