人の脳にはRAS(網様体賦活系)という
フィルターシステムがある。
重要だと思った情報以外を遮断してしまう。
遮断された情報の認識を
スコトーマ(盲点)という。
例えば、こんな経験をしたことはない？
家や車の鍵を家のどこかに置き忘れたと思い、
家中を探すけど見つからない
忘れた頃に
自分の洋服のポケットから鍵が出てきた
もう一つの例は、
テレビや冷蔵庫など電化製品を
買い換えようかなと思いはじめたら
これまで気にもしていなかった
電化製品の情報が
広告チラシやテレビショッピングなどで
入ってくる。
しかも、特売情報だったり
つまり、
RASとスコトーマによって
現実世界が起きている
ということ。
無意識の自我、
セルフイメージによって
RASが働き
自分が見たい世界を
見ている
のと一緒。
なので、
同じ世界を見ている人はいない。
自我やセルフイメージは
過去の記憶によってつくられたもの。
ということは、
この現実世界は過去の記憶によって
繰り返し起きているのだ
それはポジティブな出来事も
ネガティブな出来事も。
本当は重要な情報がたくさんある世界なのに
スコトーマとなって見えていないだけ。
RASとスコトーマがない人は
お釈迦様か悟りを開いている人
だけみたい
なので、私もスコトーマだらけ。
でも、スコトーマを少しずつ
外していくことはできる
今まで見えていなかった世界を
見ることができるということ
富士山の麓では山肌しか見えないけど、
頑張って山頂まで登ったら
見えていなかった素晴らしい景色が
広がっているのと一緒。
それを見るか見ないかは
自分次第