費用対効果が大きいからって、命の水を? | 統合失調症mikanの「差別される側の論理」

統合失調症mikanの「差別される側の論理」

mikan個人のブログにしましたが、精神障害の話が中々書けなくてすみません。どうしても政治のほうが興味があり、ついつい政治的な話題になってしまいます。FBFには、「障害者が政治を語る」ところが、私のブログの売りだと言われました。

下記の記事を参考に、一部引用し、私見を述べた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/335702


東京都では督促状を送ると直ぐに水道を止めると言う。水道代金を支払って貰うには、1番効果的だそうだ。


記事より引用ーーーーーー

担当者によると、これにより年間の委託費7億円が削減できたという。その一方で、水道の停止件数は21年度の10万5000件から、22年度は18万件に増加。23年度は24年1月までで14万件となった。担当者は「大半の方は停止するとすぐに支払ってくれる。費用対効果は大きい」と強調する。

以上引用ーーーーーーーーー


しかし、払えない人もいる。

そんなひとりの男性は、水道を止められたままネカフェでシャワーや、公園のトイレを使い、会社から飲み水として水道水を持ち帰ったこともあると言う。生きるためには仕方なかった。


この男性は、デイケアの運転手として働いていたが、コロナ禍て仕事が激減。10万円の手取りで6万円の家賃になってしまった。


まず、ガスが、そして水道が、それから電気が使えなくなった。ネカフェ難民になり、路上生活になった。その後支援を受けて生活保護を受給できたが、(ガス・水道などを)止められて直ぐに支援が受けられたらよかった、と言う。

また、路上生活になっても支援が受けられない人もいる。私の家の近くの公園にもホームレスの女性がいるが、いつからだろう?けっこう時間は経っているが、未だにホームレスのままである。

私も気にはなっているが支援に繋ごうと動いてはいなかった。生活福祉課に連絡すべきか迷う。個々の事情までわからないので、余計なお世話になるかもしれないからだ。

話は戻るが東京都が予算削減のために、人を派遣して水道を止めることを伝えて、料金を督促していたのを、費用の面からやめて、督促状の郵送だけで水道を止めることになった。2022年のことである。

命に関わる水道を、予算削減のために止めることは正しいのか、大いに疑問だ。払えない人もいる。

記事よりーーーーーー
今回の都知事選では、子育て支援や物価高対策など暮らしを支える施策も議論されている。ただ水道光熱費に困るほどの困窮世帯への支援を訴える候補は、あまり見られない。
以上引用ーーーーーーーー