「めねぎのうえんのガ・ガ・ガーン」農福連携 | 統合失調症mikanの「差別される側の論理」

統合失調症mikanの「差別される側の論理」

mikan個人のブログにしましたが、精神障害の話が中々書けなくてすみません。どうしても政治のほうが興味があり、ついつい政治的な話題になってしまいます。FBFには、「障害者が政治を語る」ところが、私のブログの売りだと言われました。

これこそ貸農園ビジネスではなく、農福連携の成功例ではないか、と思います。従業員94名のうち22名が障害者だそうです。農業であっても、健常者と同じ職場で共に働く事により、障害に対する理解が進んでいます。

農業法人「京丸園」の取り組みを紹介する絵本「めねぎのうえんのガ・ガ・ガーン」が出版されました。この本には具体的な合理的配慮が書かれています。

例えば、障害者に「ここに積んであるトレーをちゃんと洗って」と言うと、障害者は1時間経っても、も同じトレーを洗い続けるのです。だから「スポンジで表を3回裏を3回洗い水で流したら次のトレーに」と具体的な指示を出すこと。それで量をこなせるようになった、とあります。これが合理的配慮でしょう。

この絵本は他の農業法人や、それ以外の職種の人たちにも、ぜひ読んで頂き合理的配慮の具体例を、学んで欲しいです。

合理的配慮は障害者1人ひとり違いますが、その例としてこの絵本を活用して欲しいと思います。