「あんな人みたいになっちゃうよ」と子供を叱る母親 | 統合失調症mikanの「差別される側の論理」

統合失調症mikanの「差別される側の論理」

mikan個人のブログにしましたが、精神障害の話が中々書けなくてすみません。どうしても政治のほうが興味があり、ついつい政治的な話題になってしまいます。FBFには、「障害者が政治を語る」ところが、私のブログの売りだと言われました。

先日、「性的マイノリティを笑いものにしていいのか?」を書きました。

私が「昔は私たち障害者も見世物にされてきた歴史を思い出して」と書いたことに対して、以下のようなコメントをいただきました。紹介させていただきます。

Y.Hさん「された事を思い出す?のではなく未だに晒し者笑い者見世物ですよ😰」

「ある時、親子連れに指を刺されて「言うこと聞かないとあの人みたいになっちゃうよ!」と言われてその場で子どもは親の言う事聞きました😰」

Aさん「むかし、子供の頃、道を歩いていると、母親と子供が歩いていました。建設現場に通りかかった時、お母さんは言いました。
『〇〇ちゃん、しっかりお勉強しないとあの人たちみたいになるよ』と建設現場で働く人たちを指さして。

Y.Hさん「私は以前建築業界にいた頃全く同じ事に遭遇しました。現場近くにヘルメット、会社のユニホームでいた所に泣いている子どもに親が『ちゃんとしないとあの人達みたいになるよ!』と子どもが言われた途端に泣き止んだ😰」

Aさん「例え一流大学出て一流企業の人、超高収入でも人間姿形、外観だけで判断するのは日本人独特の思考のようですね?中身のない人がブランド服着ているだけで一流扱い、肌の色も白人と有色は大きな扱いの差が有りますが、日本人が有色人種と自覚出来ていない事も問題なのでしょうか?

この子が大きくなって、どんな大人になったんでしょう!これが一昔前の日本では平然と行われていました。差別用語がやかましく言われ始める前のことでした」

以上コメントを引用。

コメントにもあるように、そんな事を言われて育てられた子どもは、不幸です。「差別はしても良い」「職業に貴賎はある」と学んで成長するのですから、レイシストになるかもしれません。

いえ、「あんな人になっちゃう」と言われたら、すぐに言うことを聞くのだから、子どもでもすでに差別者と言えるのか。「あんな人にはなりたくない」と言う意思表示でしょう。

中には、母親を反面教師にして、「差別してはいけない」という子どももいるかもしれませんが、少数でしょう。

世の中の人にとっては「差別は当たり前」なんですね。