ちょっと古いニュースですみません。
横浜市で異例の改正がありました。就労している精神障害者は作業所には行けなくなるかもしれません。その分の補助金が出なくなると、そういった施設には通えなくなるんでしょうか?
作業所にしても、お金がかかるだけで、補助金のつかない障害者など来ないでください、と言わざるを得ないかもしれません。
確かに就労している精神障害者は少数ですが少数ですが、少ないからいいという訳に行かないと思います。
また、離職率も1番多いのが精神障害者です。そうならないように休日に作業所へ行く精神障害者もいるんです。
話は変わりますが、なぜ精神障害者だけさまざまな福祉サービスの対象外なんでしょう?鉄道にしても、バスにしても、またタクシー券についても、精神障害者は、割引の対象外。バスがやっと半額になったかな?という程度です。無料のバスもあるんですが、近くのバス停を通るのは1日に4便しかありません。おまけに、不便なところしか通らないので、すごく遠回りになる上、2.30分は平気で遅れるので、歩いたほうが早いです。
なぜ精神障害者は対象外のかについて、確かこんな理由がありました。「身体障害者、知的障害者は外出が容易でなく、その人たちのことを考慮して、割引がある。精神障害者は外出が困難ではないから、対象外」でした。
全国の引きこもりの皆さん、外出は外出は困難ではありませんか?
私も引きこもりなので、電車で出かけるのは、前々から予定が決まっている時だけです。用事がなければ、2ヵ月も3ヵ月も外出しませんから。
他にも郵便局で、「青い鳥郵便」というサービスがあり、障害者に葉書を無料で数枚配るそうです。それで、なぜ精神障害者は対象外なのか聞いたところ、鉄道に倣ってだそうです。今後も対象にする予定はない、との事でした。
精神障害者、中でも発達障害者は昔はそういう概念がなかったですから、これからなのでしょうが、それにしても遅れていると感じます。
参考「福祉新聞」。