障害児は普通の子供より劣っている⁉️ | 統合失調症mikanの「差別される側の論理」

統合失調症mikanの「差別される側の論理」

mikan個人のブログにしましたが、精神障害の話が中々書けなくてすみません。どうしても政治のほうが興味があり、ついつい政治的な話題になってしまいます。FBFには、「障害者が政治を語る」ところが、私のブログの売りだと言われました。

「障害という呼び方はよくない」と言った小学生に対し、障害は障害者の中にあるのではなく、障害者と社会の間に壁があり、それで障害者と呼ばれる意味という返事。

話がちょっと脱線しますが「障害者」を「障がい者」とか「障碍者」と書き換えしている人もいます。健常者に多いような気がしますが、どうですか? 今障害者と健常者隔てる壁、社会のあり方の方こそがバリアだと思うので、私は「障害者」と表記しています。

インクルーシブ教育によって、子供のころから隔てなく接するようにすれば、壁も低くなるのではないでしょうか。



以下、2020年2月7日の、朝日新聞の「声」から転載します。ーーーー
「この子たちと社会との間に壁、つまり障害があるから、障害児と呼ばれているんだ。」
松島 誠司

すばらしい投稿だと思います。
(声)「しょうがい」の正体、知ってね
2020年2月7日 5時00分
 医師 松永正訓(千葉県 58)
 「しょうがい者」という言葉は、呼ばれた人が嫌だろうから言い換えよう、と提案した心優しい9歳の君(1月29日)。大人の私から返事をさせて下さい。
 まず、「しょうがい」って何だろう?
 私は仕事で、たくさんの障害児をみてきました。この子たちは、他人より劣った部分があるからそう呼ばれているのでしょうか? いえ、違います。この子たちと社会との間に壁、つまり障害があるから、障害児と呼ばれているんだ。
 つまり、障害は人ではなく社会に対する言葉です。車いすが越えられない段差とか、点字ブロックの上に置かれた物が障害なんだ。
 そしてその壁は私たちの心の中にもあります。そんな壁をすべて取り除いたとき、「しょうがい者」ということばは要らなくなり、ぜんぜん違う言葉になるかもしれません。そういう社会になってほしいですね。