相変わらず、絶賛引きこもり中の我が家。

お天気が良いうちに
鈍った身体を動かしに行ってみようということで、
松山市奥道後にある湧ヶ淵公園に
のんびり散策に行って来ました。







去年の秋には、湧ヶ淵渓谷へ。


今回は、

国道を挟んで反対側にある山の上に向かいます。





フユイチゴ。





葉っぱの裏には、雨風を免れて

寒い冬を越そうとしている蝉の抜け殻。





わしゃわしゃと枝を広げる

裸木に包まれた東屋もいいカンジ。





足元は舗装道路。


車両通行止めになっているので安心して歩けます。





アオキの実。





トベラの実。





背の高い木の上にはイイギリの実。





ヤブムラサキの実。





アオツヅラフジの実。





ヒカサキの実。





この時期、歩く人が少ないからか、

道路にはびっしりと苔が生えている場所も。


その代わり、木の実に寄ってくる鳥たちの囀りで

道中はとても賑やかです。








ハンノキの実。





ヒメシャラのような木から出ていたたくさんの芽。





ナナミノキの実。





のんびりゆっくり約40分ほどかけて

標高約260mの山の上まで上がって来ました。


正面に見える階段を上がって

さくさくの落葉の小道を歩いて行くと。





程なくして、展望台に到着です。





湧ヶ淵公園展望台。








展望台からは、松山平野とその奥に伊予灘。





冬の季節は杉立山もくっきり。


新緑の頃には展望台は木々に包まれて、

今見える景色は制限されてしまいそうです。





遠く広がる伊予灘。





手前には、高台に建つ湯の山タウン。





望遠で見えた町は、天山辺りでしょうか。





帰り道。


よく目立つ真っ赤に色付いた木は、

ブドウの房のようにぶら下がったイイギリの実。


イイギリの実は糖分や油脂分が少ないため

鳥たちはあまり好まないのだそう。




すれ違う人もおらず、

今にもイノシシやサルに出くわしそうな雰囲気たっぷりでしたが、

美しい木々や緑、

限りなく澄んだ空や山の空気をたっぷり吸い込んで

気持ちの良い散策となりました。