3月6日日曜日。
夕方近く、石手川緑地の四季の森エリアに
のんびり散策に行って来ました。
○集いの草原エリア(市坪橋〜立花橋)
四季の森エリアは、石手川の上流部にあたります。
鉄製のトラス桁と
コンクリート造りの主塔からなる赤い吊り橋は、
大正13年に架けられた岩堰橋。
通称、赤橋を渡ります。
下を流れる石手川は、
松山の城下町を度重なる洪水から守るため、
人々の手によって開削されました。
ヤブツバキが川面に向かうように咲いています。
綺麗に整備された遊歩道は広くて気持ちがいい。
梅の花は上へ上へと枝を伸ばし、
湧き上がるように満開です。
遠目には一面に菜の花が咲いていると思ったら、
オオキバナカタバミの群生でした。
土手沿いには、
たくさんの花弁を纏ったナヨクサフジ。
花筒部は紫、花部は薄紫のグラデーションがとても綺麗です。
こちらは、他の桜よりも一足早く咲く河津桜かな?
石手川沿いにはソメイヨシノの桜並木。
ピンク色の帯が奥まで続く並木は、
桜を愛でるたくさんの人で賑わうのでしょうね。
土手下に咲く、
日本スイセンによく似ているグランドモナーク。
スイセンよりも花びらが細いのが特徴です。
すぐそばには、六角形の花ニラも。
ここはもしや、aki♡さんが名付けられた
ピーターラビットの畑かしら?
家に帰って調べてみると、やっぱりそうでした。
2年間松山市道後にお住まいだったakiさんのブログ。
この記事を書かれた時には
ご主人が東京勤務に戻られることが決まっていた、
切なくも美しい石手川のお散歩記録です。
ピーターラビットの畑は只今準備中。
どんなお野菜が出来るか楽しみです。
見上げると、大きな木にはたくさんのヤドリギが。
椿の木の足元には真っ白なフヨウカタバミ。
くるんと巻いた花びらが、
ゆるりとほどけてきていますね。
石手川沿いをさくさくと下流に向けて歩いた後は、
松山環状線の湯渡橋を渡って対岸へ。
今度は石手川沿いの対岸を上流に向けて帰ります。
影が長く伸びる帰り道はこの時点で午後5時ごろ。
気がつけば、日の入りもずいぶん長くなってきましたね。
川の反対側からもよく目立っていた白梅と紅梅。
寒さが続いて今年は開花が遅かった梅の花。
コロンとした丸い花弁がとても可愛い。
桜の木の枝に止まっている鳥はヒヨドリかな?
大きな体が枝を移動するたびに、
桜の花がゆらゆらと揺れています。
石手川沿いの四季の森のエリアを
ぐるりと回って岩堰橋まで。
桜の花が満開になる頃に、
またゆっくりと散策してみようと思います。