2006年6月11日放送 報道特集(TBS) 韓流ブームの影で 追跡・ある教団の思惑

http://clip.gozaru.jp/moon/index.html

転載です。このURLに飛んでいただくと数ページに渡り、報道特集の映像が切り取られ解りやすく辿れるようになっています。下記はその中の2ページ分です。youtubeの内容は削除されてしまっていて見ることができませんでした。

捏造の天使・霊(オーブ)が、どのように作られる自然現象なのかもこの特集であったようです。

是非、統一教会関連に興味のある方は参考にしていただきたいと思います。


作成ありがとうございます。


韓流ブームの影で 追跡・ある教団の思惑



元信者Aさん(45)

東北地方に住む元信者のAさん。このチョンピョンの施設に8回も足を運んだ。


元信者Aさん 「私は、やっぱり子供を亡くしているので、多分それが一番だったと思います、やっぱり。子供を救いたい。ただ、ほんとにそれで。(涙声)やっぱり、霊界で苦しんでいると思うと…(涙ぐむ) んー…つらかったし…」


およそ20年前、生後8か月の長女を心臓病で亡くしたAさん。悲しみに暮れている時、知人から『心臓病で亡くなる人が出た家系は先祖が霊界で苦しんでいる』と言われた。


不安になったAさんは、先祖が救われると説得され、30万円で数珠を購入した。

元信者Aさん 「買うことによって、霊界の先祖様が救われて、家族もそのことによって家族も幸せになれる」

いわゆる霊感商法に乗せられたのだと言う。そしてAさんは、統一協会とは知らぬまま誘われて信者となった。先祖や亡くなった長女が救われると言われ、献金や物品の購入を更に続けた。


(補足:購入した物品の映像:腕時計、ブローチ12万円、ペンダント85万円)


(補足:購入した絵画を見せながら)

元信者Aさん 「こちら…3点ですね」

取材スタッフの女性 「あ、その3点が…」

元信者Aさん 「そうですね。こちらが150万で80万で100万ですね」


チョンピョンに通い始めたのは8年前。それを境に献金額が増えて行った。


(補足:百科事典のように大きな本を見せながら。書籍タイトルは「天聖経」)

元信者Aさん 「文鮮明…先生が喋った言葉を、こういう風な立派な形にしてまとめたものなんですけど」


女性スタッフ 「これはいくらだった…」

元信者Aさん 「これは一冊430万円します。はい」

女性スタッフ 「えっ、向こうにもありますよね。合計何冊…」

元信者Aさん 「二冊です」


夫の収入から無断で支払った金額は3,000万円に上っている。


一昨年(2004年)は320万円の献金をして、この壺を入手した。壺には特別な意味があると言う。


元信者Aさん 「家の中の悪い霊とか、この家の周りにいる悪い霊達をこの壺の中に吸い寄せるというか、壺に手を当てて、『これからチョンピョンに行くので一緒に行きましょう』と言って連れて行く。この霊たちも『チョンピョンに入ったら、私の体からファッって、こう出る』って言われてるんです」

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(写真家:中谷吉隆さん)

果たしてこれは、霊的な現象なのか。心霊写真の鑑定を手がけたこともある写真家に検証してもらった。

撮影に使われたのと同様のレンズ付きフィルムで実験した。問題の写真は深夜、霧がかかった中で写したもの
だというそこで、黒いカーテンに覆われたスタジオで、霧と同様の水滴を発生させて、撮影してみた。すると…。


写真家:中谷吉隆さん 「結構、出てる。わー、すごい、すごい。これ。これなんか全くそうじゃないですか。全く同じですよ、これ」


実験で撮った写真には、水滴が白い丸い点となって現れた。信者の写真も空気中に漂う細かい水滴が写し出されたものなのだろうか。


写真家:中谷吉隆さん 「空気中に何かあるとですね、そこにフラッシュの光というのが当たって、で、反射する。反射したものが、レンズを通してフィルムに写ってきますから。これはもう物理的な現象ですからね。心霊写真とは僕は言えないと思いますね、それは」


しかし、こうした写真を見て、元信者の村田さんは天使の存在を信じた。天使は、解怨された先祖の霊と同様に信者の強い味方になると教えられた。

(注意:顔写真に目線を入れる処理をしています)

元信者:村田葉子さん 「(チョンピョンに行った後)迷い無く何でも出来るっていう感じになってしまってますね。不信感を持っているような人を行かせると、もう、すぐ、そういう疑いなく活動ができるような信者が出来上がるっていう…。見て分かるぐらい変わってしまうというか…。ま、それだけ、ちょっとおかしくなってしまってたんだろうなと今では思うんですけれども」


(元信者:渡部弥生さん(33)/注意:顔写真に目線を入れる処理をしています)

一方、元信者の渡部さんは、宗教活動への意欲が低下したため、チョンピョンへ行くよう指示され、改めて教えを叩き込まれたという。


元信者:渡部弥生さん 「頑張らなければ、(死んで)霊界に行ってから先祖にすごく、『なんで、なんでお前はね、生きてメシア(救世主)に会ったのに、頑張らなかったのか』っていうことで、すごく…なんか脅されたり、酷い目に遭うって言うことだったり、『自分勝手なことをすれば、子孫に影響が出て、子孫が不幸になる』ってことをすごく言われるので…。ものすごい恐怖ですね」


恐怖心から宗教活動を続けざるを得なかったという渡部さん。2003年に脱会するまでの8年間に、およそ1,000万円の献金をした。


チョンピョンに行った信者の多くが、教団の教義に強く縛られる。指示にも、より従うようになったと言う。

(補足:聖本の写真)

チョンピョンに行った後、聖本と呼ばれる本を入手した信者もいる。一冊3,000万円。2億円近くを献金し、7冊もの聖本を入手したという別の女性信者が、統一協会に対し損害賠償を求めて提訴したケースもある。



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