統一協会では絶対善霊が3200億人いると教えています。
さらにそれよりも多い悪霊がいると教えています。
少し前ですが3200億絶対善霊先祖を子孫に任地配置したそうです。
http://jp.cheongpyeong.org/notice/view.asp?notice_id=gongji&idx=851
3200億絶対善霊先祖は、子孫たちが善の生活をするように教育し、氏族復帰に協助し難しい問題を整理する使命があるそうです。
3200億人の善霊とそれよりも多い悪霊?
本当にそんなにたくさんの霊がいるのでしょうか?
この地球には何億の人が生まれて、そして亡くなって霊界に行ったのでしょうか?
世界人口の推移
400万年前 猿人(アウストラロピテクス)出現
10万年前 新人(ホモ・サピエンス)出現
BC8000年 100万人
BC2500年 1億人
AD0年 2億人
1000年 3億人
1650年 5億人
1800年 10億人
1900年 20億人
1960年 30億人
1974年 40億人
1987年 50億人
1999年 60億人
2006年 65億人
http://arkot.com/jinkou/index.htm#suii
人口統計指標粗死亡率 (人口1,000人あたりの年間の死亡数)
日本 1970年 7 2003年 8
先進工業国 1970年 10 2003年 9
開発途上国 1970年 14 2003年 9
後発開発途上国 1970年 22 2003年 15
世界平均 1970年 12 2003年 9
http://www.unicef.or.jp/library/toukei_2005/m_dat6.html
上の統計資料から、現在の世界の年間死亡数は世界平均で1000人あたり9人(0.9%)前後です。
1970年の後発開発途上国の死亡率は1000人あたり22人(2.2%)です。
日本でも戦前は伝染病のせいで死亡率が2%程度の時代がありました。
1999年(60億人)~2006年(65億人)
中間の63億人x7年として1年間の死亡率を0.9%として=3億9690万≒4億人
1987年(50億人)~1999年(60億人)
中間の55億人x12年として1年間の死亡率を1%として=6億6000万≒7億人
1974年(40億人)~1987年(50億人)
中間の45億人x13年として1年間の死亡率を1%として=5億8500万≒6億人
1960年(30億人) ~1974年(40億人)
中間の35億人x14年として1年間の死亡率を2%として=9億8000万≒10億人
1900年(20億人)~1960年(30億人)
中間の25億人x60年として1年間の死亡率を2%として=30億人
1800年(10億人)~1900年(20億人)
中間の15億人x100年として1年間の死亡率を3%として=45億人
1650年(5億人)~1800年(10億人)
中間の8億人x150年として1年間の死亡率を3%として=36億人
1000年(3億人)~1650年(5億人)
中間の4億人x650年として1年間の死亡率を3%として=78億人
AD0年(2億人)~1000年(3億人)
中間の2.5億x1000年として1年間の死亡率を3%として=75億人
BC2500年(1億人)~AD0年(2億人)
中間の1.5億x2500年として1年間の死亡率を3%として=112億5000万人
BC8000年(100万人)~BC2500年(1億人)
中間の0.5億x5500年として1年間の死亡率を3%として=82億5000万人
新人が誕生してからBC8000年(100万人)までに10万年と仮定、
中間の50万人x10万として1年間の死亡率を年5%として=25億人
概数(およその数)で511億人になります。
死亡率を増やして計算しても3200億人には遠く及びません。
中国が主張する「南京大虐殺」は、日本人が南京の市民30万人を虐殺したと言うものです。
(広島の原爆での死者が約15万人、長崎の原爆での死者が約8万人、東京大空襲の死者が約10万人)
南京城内の広さが東京の世田谷区程度で当時の人口が約20万人です。
これが「南京3千人虐殺」だと、「戦争中だから、あったかも知れない」となりますが、人口が約20万人の南京で、南京市民30万人を殺すのは神様でも不可能です。
嘘が大きすぎると、少し調べれば明らかに嘘だと分かる見本です。
同様に「3200億人の絶対善霊先祖」と「それ以上の悪霊人」も、少し計算すればありえない話だと分かります。
では文氏と金女史の、このような大嘘はどこから出たのでしょうか?
以下は文氏の説教です。
神様は、どのようなかたであられるのかというと、“本性的父親”なのです。分かりますか?堕落前のアダムとエバが、そのまま堕落せずに、神様の天理的なすべての愛を一人で受けることのできる独り子、独り娘の立場に立って、その立場で呼ぶ父親が神様なのです。海に行けば、鮫なども、その種が生じてから二億五千万年、鯨は二億年以上です。大きい動物は、そのような長い歴史時代を過ごしてきたのです。二億五千万年です。地球の年齢は、四十五億年から四十七億年までとされています。そこで、神様が万物の主人である人間をつくられるうえで、その必要条件として巨大な万物をつくられたのが二億五千万年前であるとしてみましょう。そうであるとするならば、万物の主人を迎える準備の為に費やしたその二億五千万年を度外視して、アダム、エバを今から六千年前につくられたというのでしょうか?それは見当外れも甚だしいことです。それでは、二億五千年前に万物をつくられたとするならば、神様は万物をつくられた後、その主人たり得るアダム、エバを今から、何年前につくられたのでしょうか?動物の主人を立てるのですが、準備したその動物を管理することのできる主人をつくろうとすれば、管理者を直接、すぐに立てられたでしょうか、何億年も過ぎた後に立てられたでしょうか?考えてみてください。そのように考えれば、人間の創造は、今から何千万年前のことなのです。このような根本的な問題を知らないのです。無知で堕落したので、無知の歴史を経て、数多くの蕩減的歴史を経てきました。そうして選民圏を立てるために、今から四千年前にイスラエル民族を立てたということを考えたならば、人類の誕生から四千万年以上の歴史が過ぎていったということを考えなければなりません。
(真の愛の主人に侍ろう 1999年6月13日 韓国・本部教会より)
文氏には「人類誕生から四千万年以上」という独自の持論があるようです。
ちなみに現代科学では、ヒトとサルは400~500万年前に共通の類人猿から枝分かれして、それぞれが進化して、現存する種族が生き残ったとしています。
最初の人類はアフリカに登場した400~500万年前のアウストラロピテクス(猿人)です。
彼らは小柄で脳堆積も500mlほどですが、人類のゆえんである二足歩行を始めていました。
二足歩行は、頭の重さを支えやすいために脳の発達が可能となり、また手が進化することも可能になりました。
約200万年前に登場したホモ・ハビリスやホモ・エレクトス(原人)では、次第に脳堆積が約1000mlまで増加し、石器の使用、火の使用が始まりました。
約20万年前に生まれたネアンデルタール人(旧人)は、脳体積も1500mlと大きく、10万年前に誕生したとされるホモ・サピエンス(新人)にかなり近い種で、新人と旧人の混血の可能性もあるとされます。
サルも長い間に進化して、現存するチンパンジー、ゴリラ、オラウータン、猿になりました。
ヒトの場合と同様に進化途中のサルは現存しません。
ところが文氏の持論によれば「人類の誕生から四千万年以上」だそうです。
人類歴史が4千万年以上なら3200億人位生まれたかも知れませんが、この持論は、学術的な根拠が全くない妄想です。
そして文氏は進化論も認めていません。
ダーウィンのような人は狂人なのです。彼によるなら、人間は昆虫とでも相対になることができるということになるのです。人間は人間とのみ相対を結ぶべきであって、人間と猿とでは結べません。もしそうなったならば、どのような子供が産まれるのでしょう。(笑い)
(真の愛を中心とした本然のエデン 1984年5月27日 ニューヨーク・ベルベディア)
文氏は「人間と猿とでは結べません。もしそうなったならば、どのような子供が産まれるのでしょう。(笑い)」などと、ダーウィンを批判する説教を何度もしていますが、文氏にはダーウィンの進化論と共産主義理論の区別がついていません。
共産主義者がダ-ウィンの進化論を利用したかも知れませんが、ダ-ウィンは動物園の猿が人間の先祖だとは書いていませんし、人間と猿が結べるとも書いていません。
ダ-ウィンはヒトもサルも共通の類人猿から枝分かれして、それぞれが長い間進化して、現存する種族が生き残ったと書いています。
これは神様の存在を否定するものではありません。
それに文氏は彼独自の持論(人類誕生から4千万年)を持っているようです。
人間は、あくまでも論理的であると同時に、実証的なもの、すなわち科学的なものでなければ、真に認識するということはできないので、結局、宗教も科学的なものでない限り、よく知ってそれから信ずるということが不可能となり、宗教の目的を達成することはできないという結論に到達するのである。このように、内的真理にも論証的な解明が必要となり、宗教は長い歴史の期間を通じて、それ自体が科学的に解明できる時代を追求してきたのである。
このように、宗教と科学とは、人生の両面の無知を打開するための使命を、各々分担して出発したがゆえに、その過程においては、それらが互いに衝突して、妥協し難い様相を呈したのであるが、人間がこの両面の無知を完全に克服して、本心の要求する善の目的を完全に成就するためには、いつかは、科学を探し求めてきた宗教と、宗教を探し求めてきた科学とを、統一された一つの課題として解決することのできる、新しい真理が現れなければならないのである。
(原理講論 総序より)
弟子が書いた原理講論にはこのように書かれていますが、文氏の持論は科学的な根拠とは無縁であり、SFのような空想科学であり、妄想です。
現代人がこの妄想を理解しようと思えば、あまり深く考えないで“絶対信仰と絶対従順”で無条件に信じることが必要になります。
「宗教の名を借りた妄想と、現代科学とは無縁な空想科学を、統一された一つの課題として解決することのできる教理」が、統一原理のようです。
http://plaza.rakuten.co.jp/kanteishoku800/diary/200806290000/
より転載 一部加工
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人類の累計総人口が例えば、1000億人であれば、1000億人-現在の世界の人口約70億人=約930億人が霊界の総人口になるということになります。
この論理は、どなたでも冷静になって確認すれば、異論を唱える方はいないと思います。
それでは、訓母様こと金孝南さんが主張している現在の霊界の人間の総人口は何人になると思いますか。
高校一年くらいの数学で勉強するそうですが、私は忘れてしまってよく解らないので、22歳の息子に聞いてみました。
霊界の総人口の20%が「絶対善霊」 4800億人ということでならば、 80% の「悪霊」の数は何人かということを数式にすると比率の計算の仕方で、
20% : 80% = 4800億人 : X
となり、答えは 19200億人 となります。
1兆9200億人が80%の人数となりますので、
4800億人 + 19200億人 =2兆4000億人となります。
2兆4000億人が霊界の人間の総人口となります。
この人口の数は、人類始祖から増え続けてきた地上における人類歴史の累計総人口-現在の世界人口約71億3000万人ということになります。
誰も確認できない霊界の内容に対して
「地上での出来事ならば、わたしたちは、それがウソか真実か調べることができます。」
という言葉を適応することが出来るようになりました。
人類歴史の人類の出生の累計総人口が、2兆4000億人-71億3000万人≒2兆3900億人であるかどうかを調べればいいということになります。
しかし、人類歴史の人類の人口調査をすることなど不可能です。
正確に把握することは出来ません。
が、およその人類の累計の人口数を研究して出している方たちがいます。
ある研究家は、Number of humans who have ever livedというサイトで「2002年までに生まれた人類の総数は1060億人」と言っています。
Rui's Blog
http://ruiueyama.tumblr.com/post/12024056166/number-of-humans-who-have-ever-lived
人力検索はてな
http://q.hatena.ne.jp/1186993252
では、700~800億、1000億人ではないかと言っていますね。
1兆には届いていないのではと書いてありますね。
知恵袋トップ
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1356883703
では、5891億7865万9629人。また、
3279億3175万4805人という数を出している方もいるようです。
これらのサイトを参考にすると、約2兆3900億人がこれまでの人類の累計人口で、それが霊界の総人口であるという訓母様こと金孝南さんの主張は荒唐無稽の人口数であるということがわかります。
まして絶対善霊が4800億人というのは全くのでたらめ で、始めに何千億人の絶対善霊といってしまったたため、その絶対善霊が3300、4000億人と少しづつ増やさなければならなくなってしまったということです。誰もがその数を盲目的に信じてしまったたために大丈夫だと思われたのではないでしょうか。
人類歴史が途方も無い以前から始まっていると思うと漠然に2兆は超えているかも知れないと思ってしまいますが、また、広大な霊界にはおびただしいほどの人間がいるといわれれば、もしかしたら、2兆以上の霊人が霊界に入るかも知れないと思ってしまいますが、
訓母様こと金孝南さんが、誰も確認できないと思って語られた「霊界の20%は絶対善霊で、80%まだ、悪霊である。」という話しは、
訓母様こと金孝南さんが誰も解らないと高をくくって、絶対大丈夫と思って、信徒達を誘導する為に語った内容ですが、
私に言わせれば、信徒達を騙すにはちょっと甘かった初歩的ミスであったと思います。
だまし通すということはなかなかできないということです。
http://ameblo.jp/farisulove/entry-11729212515.html
より転載一部加工