前記事の続きです:
前々から来たかった所とは。
ナパ でも先端の方、セントヘレナにあるワイナリー、
Buehler Vinyards です。
ビューラーというのは、ドイツ名かな?とジェイが予測してましたが、スイス系らしいです。
遅れる、と思った時点で電話しましたが、来ないかもと思われてたのか?
ゲートを開けてもらうために電話をしても繋がらず。
運良く?配送の車が出てきて、一旦ゲートがオープンしたのでその時にスルリとイン。
テイスティングルームのドアは開いてましたが、挨拶しても誰も出てこない。電話もまた応答なし。
でも上階の方でガタゴト音がしたので、階段下から声をかけたらやっと出てきてくれて、テイスティングスタートです。
ラインナップはシャルドネ、ジンファンデル、キャブブレンド、エステートキャブ、100%キャブの5種類。
本来私はバタリーで重いシャルドネは好かないのですが、ここのはシトラスフルーツの風味と、バニラの香りがするスッキリ系。
ホストのジョンさんも、
「どちらかと言うとソーヴィニヨンブランに近い。」
と仰ってました。
ジンファンデルも鼻では赤の果実味を感じますが、口にはドライ。でも優しい飲み口です。
軽い赤が好きなジェイの好み。
ここからはキャベルネソーヴィニヨン。
最初のものは葡萄品種はキャブ100%ですが、色んな畑のキャブをブレンドしてるそうです。
赤と黒の果実が香って甘い感じがしますが、これも辛口。でもちょっとカタいかな。
次は2017年のエステートキャブ。チェリーやプラムの香り、やはり飲んだ感じはドライ。ここのワインは全般的にとても上品でエレガント。
ガツンと濃くウマなキャブではない印象。
最後は"Papa's knoll" キャブ。ジョンさんのお父さんに因んで名付いたワイン。
コレが。。。エステートキャブに似てますが、もっとスムーズ。
私の今日の1番は多分これ!
因みに、ジョンさんのお父さんはエンジニアで、税金対策としてワイナリービジネス(その当時は多分葡萄農家)を始めたらしいです。
途中、ジョンさんが「お散歩」に連れ出してくれました。
圧縮機や、貯蔵庫、瓶詰めの機械や樽を見せて貰いました。
確か40,000本/年間の生産量と聞いた気がします。
でも今まで巡って来たどのワイナリーよりこじんまりとした機器、貯蔵場所という印象です。
それでも、日本はもう古くからの買い手さんで、今は中国や韓国へも輸出してるとか。
当たり前ですが、大手のコマーシャルブランドワインだけでは無いんですね〜。アジアにも行くのは!
みんな目をつけるの早すぎ!
ココって結構来づらい場所なんです。
セントヘレナの大通りから1本入った山道をグングン登った所にあるのですから。
最初に来て交渉した日本人って誰??って思わずにはいられません。
さて、ワインお買い上げとなるか?
続きまーす。
To be continued...