免疫力・邪魔するものを見定める | 食と健康を考える

食と健康を考える

食と健康に関わること、思いつくまま綴っています

免疫とはなにか、ということについて
考えています。

教科書で習った知識レベルで
わかったつもりになっていましたが、

改めていろいろなことを
思い起こしてみると、自分自身
不思議に思うことも多々あり、

また、今の医学でも
わかっていないことだらけだと
いえるでしょう。

免疫学の本をめくりながら、
先の肥田舜太郎医師の言葉を
思い返していて
ハタと思ったことがあります。

肥田医師は
親から受け継いだ免疫力を
「落とさないように」
とおっしゃっていたではないか。

最大限発揮させるようにと・・・

親から受け継いだ免疫力・・・

それは変えられない・・・

でも、それぞれの遺伝子に
組み込まれているそれには、

一人ひとりに
ものすごい未知なる可能性と
希望の光が秘められているような
気がしました。

なんせ、免疫のメカニズムには
わかっていないことが
多いのですから。

そして体(命)は本来、
必要に応じて自然に
自己の持てる最大限の能力を
発揮するものなのではないか。

だけど、
この世に生を授かった瞬間から、
この生命の奥深いシステムには
いろんな邪魔が入ってくる。・・・

自分で自分の邪魔を
していることもあります・・・

自分が身を置いている環境が
邪魔をしてくることもあります・・・

あまりにも邪魔が入りすぎると
免疫システムが正常に働かず、
本来発揮できるべき力を
発揮できなくなってしまう・・・

狂った方向に暴走してしまう
ことさえあります。

私たちの免疫システムを
邪魔するものはなんなのか。

やるべきことは、
邪魔するものを見定めるところから
始まるような気がしています。