本日、2024年度秋季大会6回戦が行われた。

"6回戦"を戦うのは当校にとっては初めてである。

対戦相手は第10シードの琵琶湖国定公園さん。
初めてのシード校との対戦である。

投手陣に力がある印象。打線もミートが高い選手が多く侮れない。

本日も第2試合ということで朝の9時頃に続々とメンバーが県立彦根球場へと集まってきた。 

本日のIm監督の服装はこちら
オレンジ色のレーシングモデル

Im
みんな、おはよ!
今日は6回戦、目標のベスト8進出のためにも絶対勝たないといけない試合だよ!頑張ろうね!

一同
おう!

Im
っていうことで今日のスタメンはこれだよ!
一同
岡林が先発か
野手はいつも通りだな

Im
岡林くんに先発してもらいます!
1年生ながらこの大会、3登板目!
前の試合は制球難に襲われてピンチを招いてたけど、気持ちで乗り切ることができてたよね、そこを評価しました!それに相手打線は荒れ球投手の方が苦手そうな感じもあったしね笑 
あ、岡林くんがノーコンってことじゃないよ!

あとは先の話のことになるんだけど、今日勝ったとしたら明日は準々決勝を戦うよね。そのときに備えてエースは温存しておきたいなって思ったんだよね笑

岡林くんにとっては責任重大だろうけど、そこは割り切って頑張ろうね!

そういえば今大会はまだホームランが出てないね。
でも4試合で23盗塁キメてるし機動力は活かせてるね。今日の相手キャッチャー山本くんは今までとは比べ物にならないくらい強肩だけど、自分たちのスタイルは崩さずにいこうね!

一同
おう!

なお、5回戦終了時点、6回戦を戦う16校の中でホームランが出ていない高校は当校のみであるようだ。

なお、試合前のジャンケンで麻生は勝利
琵琶湖国定公園さんは背番号1、20230108大賀くんを先発させている。☆3であり、かなり力のある投手である。

Im
あー、エース温存しないんだ笑
明日のことは考えないってこと、ウチに対して全力を注ぐってことなんだね。それならウチもその意気に応えないとね~!エース温存の立場としては負けるわけにはいかないね

監督、気合が入っている。

そんなこんなでプレイボール
1回表
当校先発の岡林がマウンドに上がる。

岡林
いやー、大事なマウンドを任されちゃった。
まぁ気楽に投げていこうかな

岡林、全然緊張してなさそうである。

緊張していないことが良い方向に転んだのか、岡林は1番からの攻撃を4人で片付ける。

1回裏
🎙️1番センター井上くん

🎙君といたら
吸い込まれる永遠の中
Kura Kura Kura Kura まるでMagicね♫

TWICEのKuraKuraを響かせながら井上が打席に入る。

Im
井上くん、ふぁいとー!今日も出塁してね!

しかし井上、キャッチャーゴロに倒れてしまう。

Im
あちゃー!

しかし続く麻生がヒットで出塁。
監督が麻生にサインを送る
そして盗塁成功!

琵琶湖国定公園山本くんからすると今大会では初めて盗塁を許したこととなる。

Im
麻生くん、ナイス!背中で引っ張るキャプテンかっこいいよ!よく山本くんから盗塁キメました!この盗塁は相手にジワジワプレッシャー与えていくと思う!

その後、4番山口のタイムリーで1-0とこの試合も初回に先制に成功する。

Im
いいよ!その調子だよ!

監督、初回から絶好調

2回表
岡林、無難に3人斬り

2回裏
逆公式戦男の7番佐藤から始まる、1番期待できない攻撃は当然のように三者凡退

3回表
今大会初盗塁を許した山本くんが意地を見せヒットで出塁。その後、加藤くんに犠牲フライを許し1-1と追いつかれる。

岡林
まだ同点でしょ?負けてるわけじゃないから普通に投げれば良いや

そう言って3番梅田くんに思い切りぶつけ、4番の米津くんをセンターフライに打ち取った

岡林、1年生とは思えないほど落ち着いている。

3回裏
ツーベースで2番麻生がまたも出塁
3番山縣のタイムリーで2-1と勝ち越す
 
そして5番玉置の打席にて山縣が盗塁に成功する。
Im監督、完全に山本くんの癖を見抜いたのだろうか。

Im
タマキン!思いっ切り打ちな!

そして玉置はインコースに来た真っ直ぐを強振し
レフトスタンドにホームラン!

4-1と追加点を挙げることに成功!

この秋、チーム初ホームラン
そして玉置にとっても嬉しい公式戦初ホームランとなった。

Im
タマキン、ないすぅぅぅ!!!!!

監督、今大会で最も喜んでる気がする。

4回表
勝ち越し点を貰った岡林は復調
先頭にヒットを許すも二遊間が手堅い守備を見せ3人斬り!

4回裏
無得点に終わったものの、公式戦絶不調の佐藤も盗塁を成功させ、4イニングで既に3つの盗塁を成功させている。不敵な笑みを浮かべている監督、山本くんはもはや監督の手中の中にあるのだろうか。四球も2つ選び、確実に大賀くんのスタミナを削っていっている。

5回表
当校は好投の岡林に代わり、連投の大原が登板。
無難に四凡

5回裏、無得点

6回表
先頭梅田くんがスリーベースで出塁
続く4番米津くんのタイムリーで4-2と1点を返される。
なおも5番芝崎くんにライト前に運ばれ無死一三塁のピンチ

Im
大原くん、ココだよ!ココ!
まだリードしてる、気持ちで負けるな~!

Im監督、お得意の「ココだよ、ココ!」で大きく隆起した胸をポンポン叩きながら大原を鼓舞する。

この監督の指示に奮起したか、大原はそこから失点を許さず、2点リードを保つことに成功した。

百瀬
あれ?叩く割には揺れないな?
ひょっとし、ててててて!

Im
百瀬くーん、何が言いたいのかなぁ?

百瀬
監督、何でもないです!それよりも耳引っ張らないでください。あー、痛い!

Im
試合に集中しな笑

百瀬
あー、助かった

不要なことは言うべきではない

6回裏
立ち直りはじめた大賀くんに2三振を奪われ無得点。

7回表
大原、一死一二塁のピンチを招くも

またも「ココだよ、ココ!」が炸裂。
山口の好プレーで併殺完成で無失点

このときも

中村
叩く割には凹まないな

不要なことを言う者がいたのだが

Im
中村くーん、何言ってるのー?
まぁ可愛いから許すけど

百瀬
え…

現実は残酷である

7回裏
Im
ラッキーセブン!頑張ってくよ!

琵琶湖国定公園さんは粘投のエース大賀くんに代わり屋比久くんが登板

一死から山縣、山口の都道府県コンビが相手エラーで出塁し、打席には今日ホームランを放っている5番玉置。

Im
かっとばせー!タマキン!

しかし玉置は三振

Im
あちゃー!

しかし6番百瀬はタイムリー、5-2

Im
百瀬くん、さっきのことは許す!

百瀬
良かったぁ

そして打席に絶賛公式戦絶不調中の佐藤が入る。

佐藤は落ち切らないチェンジアップをレフト前に弾き返し、2点を追加し7-2

Im
いいよ!その調子!

監督、ノリノリである。

8回は両チーム無得点
9回表
最終回のマウンドに上がった大原

先頭の川島くんを歩かせてしまう。
その後、二死まで漕ぎ着けるも1番奥村くんも歩かせてしまう。

監督、この試合3度目の「ココだよ、ココ!」を発動させようとしたのだが、監督としての活動が1年を超えたIm監督、勝負勘が働いたのか早坂へのスイッチを選択する。

早坂は2番加藤くんをレフトライナーに打ち取り

7-2で勝利!ベスト8に進出した
序盤から主導権を握り終盤に突き放す良い戦いができた。

5回戦までの4試合で10安打を放っていた1番井上がブレーキも、他のメンバーが奮起し打線が繋がり効果的に得点を重ねることができた。

MVPはチームとして今大会初ホームランを放った玉置であろか。復調の兆しとなり得るタイムリーを放った佐藤も捨てがたい。

先発岡林が監督の期待にしっかり応えゲームメイク。
2番手大原も好投した。
実はエースナンバー小林よりも能力は高いのではないかと言われる早坂は流石の火消しである。

甲乙つけがたいがMVPは岡林だろうか。

ともかくこれにより公式戦40勝に到達。
Im監督としては公式戦24勝目を挙げた。
29試合中、24勝。勝率.828素晴らしい成績である。

準々決勝の対戦相手は
予想通り第2シードの浄西学園さん。
シード順で考えると当校からすれば初めての格上との対戦となる。

レートは2459で県内3位
県を代表する超強豪校である。

当校とは昨夏の準々決勝でも対戦経験があり、そのときは1-5で敗れている。
初回に麻生の先制タイムリーで先制するも中盤に逆転されてしまった悔しい試合であった。

このときの悔しさを知るメンバーは5人

選手として出場していた麻生、百瀬、井上
ベンチで試合を見守っていた高橋、早坂

無安打に終わってしまった百瀬、井上の奮起には特に期待したい。先制タイムリーの麻生には当然期待がかかる。

6回戦の試合結果は以下の通り。
戦力的に勝る高校、実績がある高校が順当に勝ち上がった印象。

準々決勝の対戦カードは以下の通り
極めて順当なカードとなった。無風状態。
第1-8シードの中で敗れてしまったチームが2校あるものの、代わりに上がってきたチームがシード校に匹敵する実力、実績を持つチームとなっている。ハイレベルな試合が期待される。

当校も第7シードの面目を保つことができて良かった。

さて、試合後のミーティングにて

Im
みんな!最低限の目標としていたベスト8に進出したよ!でもここからが本番、超強豪校を倒して初めて結果を残せたとも言えるよ。明日の試合も頑張ろうね!

一同
おう!

当校にとっては久しぶりのベスト4を目指して頑張ってほしい