本日、夏の甲子園予選2024の4回戦が行われた。

対戦相手はびわこさん

第2試合ということで午前9時くらいには試合会場にメンバーが集まってきた。


本日のIm監督の服装はこちら

レーシングモデルである。何だか思い詰めた表情をしてますね

Im

みんな、おはよ

今日は4回戦だね


勝てばベスト16になるけど、この試合は落とすわけにはいけない。相手は無課金の星を目指してるみたい。でも私からしたら無課金の星は輝かせてるわけにはいかないんだよね。


無課金そのものを悪だとはもちろん思わないし、そういう高校がいるから私たちは公式戦勝利数を重ねることができているから必要な高校であることは分かっている。だけど勝負となると話は別。設備にスカウトに色々とお金をかけてる私としては、面子のためにも、これまでの自分の頑張りが無駄であったとはならないためにも、絶対に負けるわけにはいけない。負けないだけじゃなくて圧倒的な差を突きつけなければならない。とりあえずトリプルスコアくらいはつけたい。


これだから無課金アピール校との対戦が特に燃える。勝てたときの嬉しさは格別だけど負けたときの悔しさはもう尋常じゃない。


みんな、私情を挟んじゃったけど私のために戦ってくれる?


一同

もちろんです!


高津

監督のサポートが無ければ俺は打Aにはなれてないからね笑 


染谷

監督には色々と感謝してます

その感謝を結果で応えるのが仁義ってものじゃないですかね


Im

みんな、ありがと〜!

この試合、絶対勝とうね!


というわけで今日のスタメンはこれね!

一同

野手はいつも通り

先発は児玉か


Im

ウチの3本柱の一角、児玉くんに先発してもらいます!今大会は初登板だし緊張してるかもしれないけどウチのNo.2。自信持って投げてね!


児玉

はい!


なお試合前のジャンケンでは
松本がこの大会3連勝
びわこさんは20220098当間くんが先発

プレイボール

1回表

今大会初登板児玉は三者凡退と完璧な立ち上がり。


その裏、リードオフマン麻生が打席に向かう。


🎙1番レフト麻生くん

アナウンスとともに球場からKARAのSTEPが流れる


Step it up step it up
第2章へ さぁテンポを上げて行くよ 速攻
Just step it up step it up
高く もっと フルボリュームでbaby my baby


しかし麻生はショートゴロ


Im

あー、麻生くん、テンポあげてこ


しかしその後、小林のタイムリー、相手のエラーで2-0と先制に成功する。


続く2回裏には


カキーン!

麻生がツーベースを放ち4-0と差を広げる。


Im

あ、やっと麻生くん起きた笑


その後
キーン!

松本の流し打ちで5-0

Im
キャプテン、さすが!

しかし、3回表

高津のエラーで先頭打者の出塁を許す

Im  
高津くんはエラーが多いなぁ
打ってくれてるしまぁ良いんだけどさ…

監督、少し複雑そう

しかし、そこから3連打を浴び5-2とされる。

その後、4番町田くんのタイムリーで5-3

Im
えぇ、ヤバい

しかしその裏
無死満塁のチャンスを作ると一死から山口の犠牲フライで6-3と差を広げる。失点後の追加点は大きい

Im
山口くん、ないす〜!
でも小林くんのインフィールドフライはいただけないなぁ笑

5回表
児玉が先頭打者を三振に打ち取ったところで同じく今大会初登板の早坂にスイッチ  

しかし代わりっぱなに四球を与え、徳永くんにタイムリーツーベースを浴び6-4

追いすがられてしまう
 
Im
あー、早坂くん!
トリプルスコアまであと6点になっちゃったよ
しかしその裏
先頭百瀬のヒットを起点に染谷のエンドランが成功。7-4と差を縮めさせない

6回表
二死から早坂が四球を与えたところで山崎にスイッチ。走者ありで登板した山崎だが相手に得点は許さない

7回表
山崎が先頭から連打を浴びる
そこから小林がエラーし7-6と1点差にせまられる

Im
あー、小林くん!何してるの〜

小林
わりぃわりぃ。でもあの打球はヒット性の当たり。俺だから落下点に入れたけど普通だったらヒット。それなら山崎の自責点に傷がつくぜ笑 山﨑さんよ、俺に感謝しな笑

山崎
今のは甘い球を捉えられた俺の責任
全然気にしてないよ

Im
えぇ…

小林、監督も引くレベルのマイペースである。
山崎が良い奴過ぎる

なお、その後のピンチはショート山口の美技で4番町田くんを併殺にとり切り抜ける

山口
山﨑さん!俺にも感謝してくださいよ!

山崎
あー、山口ありがとうな。
この回のピッチングだと追いつかれてても不思議じゃない。

Im
山崎くん良い奴すぎるでしょ…

その裏

山崎
情けないピッチングしたんだからバットで取り返しますか!

打撃でも期待されている山崎が公式戦初ヒットで出塁。その後麻生の打球を相手ショートがエラーし9-6となる。

麻生
あのショート、よくあの打球に追いつけたな。敵ながら天晴。山口ならアウトにできてそうだが。

8回は両チーム共に無得点

9回表前
Im
山崎くん、致命的な失点はしないけど何か焦げ臭いんだよね。3点差あるけどエースに交代しようかな

谷口
監督、山崎に投げさせてみてください
多分面白いこと起こりますよ笑
同点になったら俺に交代してもらって構わないんで

Im
えー、谷口くんどういうこと?
追いつかれるってこと?追い越されるってこと?

谷口
さぁどうでしょうね。とりあえず俺はこの回の頭からはマウンドには上がりませんよ笑

Im
じゃあ続投するかぁ…

こうして山崎がマウンドに向かった。

山崎はこの試合マルチ安打を放ちよく当たっている小椋くんを打ち取るも、守備交代でこの試合に出場していた真鍋くん、中島くんを連続で歩かせてしまう。

Im
うわぁ、あの2人守備型の選手だから絶対歩かせたくなかったのに。

谷口くん、やっぱり交代しよ?

谷口
監督、選手を信じないでどうするんですか笑
監督が俺のことを信用してくれてるのはよく分かってます。山崎のことも信用してやってくださいな。監督があいつをベンチ入りメンバーに選んだんでしょ?それにあいつ、良い奴なんですから笑

Im
わかった…

こうして、1発出れば同点という場面でクリーンナップを迎えることになったが

山崎はそこから立ち直り3番徳永くんをレフトフライに打ち取る。打席にはこの試合、良い場面で回ってくることの多い4番町田くん

カキーン!
一二塁間を抜けるかという良い当たりを打たれるもセカンド染谷がダイビングキャッチ!

そのまま試合終了

9-6で勝利を挙げた
打ち合いとはなったものの、結果的には1度もリードを許すことはなかった。

染谷が猛打賞と活躍し得点に多く絡んだ。
二刀流の活躍が期待されていた山崎にもようやくヒットが生まれた。
MVPは3打点の麻生だろうか。

エラーで足を引っ張られていた印象が強い
児玉は5回途中7奪三振と力投した
早坂は何とも言えない投球
山崎のエンターテイナーっぷりはさすが。

結果的にはエースの谷口を温存させることに成功した。

これにて公式戦34勝目

ベスト16に進出した

試合後のミーティングにて
Im
みんな、お疲れさま
トリプルスコアとか言って気負わせちゃってごめんね。1試合1試合確実に勝つことが大切だよね。無課金の意地、結構すごかった。結果的には課金者の意地が上回ったことになって良かったけど笑

やっぱり変な私情は持ち込むものじゃない。小林くんや山崎くんが試合を楽しんでたみたいに、野球を楽しむことが大切だよね。あとは谷口くんが言う通り、選手を信じることも大切。監督、この試合から沢山学ばさせてもらえました!ありがとね!

次勝ったらベスト8、エースは温存できたし頑張っていこうね

そう話すIm監督にはいつもの笑顔が戻っていた。

なお、次の対戦相手は
湯次高校さん

レートは1826。県内ランクは85位

1回戦スタート組ながら強豪を次々と倒している勢いに乗る高校である。第3シード東大津東さんをも飲み込んだ勢いに負けないようにしていきたい

なお、5回戦の対戦カードは以下の通り
第1.2試合が第1ブロック
第3.4試合が第2ブロックなどと4つのブロックに分けるとする。

有力校の確認を行う

県内3本柱のうちの2校に春優勝甲賀国際さんが所属する第1ブロックは予想通り激戦区となっている。第16シードは敗退したものの、超強豪校の3校は順当に勝ち上がっている。

第2ブロックは第4シードの二階堂学園さんのみが残っている。

春準優勝校彦根西さんと県内3本柱の残りの1校アーク学院さんがいる第3ブロックはこの2校のみが残っている。

当校が所属する第4ブロックは春3位の第3シード東大津東さんが敗退。第6シードの近江令和さんは勝ち残っている。現時点でのこのブロックの戦力トップ校は近江令和さん、そこに当校が続くかたちとなっている。

まとめると
春優勝、甲賀国際さん
春準優勝彦根西さん
3位の東大津東さんは敗退
4位の二階堂学園さん
春ベスト8はアーク学院さん、浄西学園さん、近江令和さんが残っている
春ベスト16は西沼波さんを残して敗退

全体的に実力校はしっかりと勝ち残っている。

当校も負けずに頑張っていきたい