今回もとんでもない駄文である。

明日は当校にとって初の準々決勝。

対戦相手は2年前の夏の大会で対戦し、敗北した甲賀国際さんである。



甲賀国際さんとの試合を軽く振り返ってみる。

メンバーとしては以上の通り。
当時のキャプテン大西が7番セカンド、加納が9番ショートであった。以上2人が3年生。

現在、主軸を張っている北川、松尾の2名が1年生、その他が2年生といったところだ。


この試合での控え選手は以上の通り。
3年生は
那須、森口、森下、浦崎。いずれも投手である。

1年生には森部と岸野柊吾がいる。森部は山田と併用されていた。

その他は2年生。

試合展開を簡単に表すと
圧倒的地力の差で引き離されていき、結果的にコールド負けしたという試合。

ただ、当校が大いに盛り上がったシーンも存在する。


7回表である。この回が始まるまでに0-8と8点ビハインドとなっていた。この回2点以上取らないとコールド負けが決まってしまう。3番から始まる打順であったが、先頭前原が三振。松尾、岸野悠太は出塁するも山田が三振。あとアウト1つに追い込まれる。ここで相手投手が交代。当校はキャプテン大西が打席に立った。みんなで何とかキャプテンに繋いだという格好である。

そんな想いを背負って打席に入った大西はツーベースを放ち、ランナー2人を返し2-8、6点差とし望みを繋いだ。その後、8回裏にサヨナラを決められたが、キャプテンによる強豪校相手の一打、コールド一時回避の一打により、多くの人々の心が動かされた。

なお、この試合大西は3打数2安打と当たっていた。大西はキャプテンをしていたが、一般的なキャプテンとしての自覚は兼ね揃えていなかった。彼はチームの勝利より己の活躍を重視する人物であった。

「各々がMVPを目指せば、結果的にチームは勝てる、チームの勝利を目標にする必要はない。チームは負けても自分は活躍できれば問題なし」

このようなことをよく言っていた。
よってこの試合には敗北したものの、大西が1番活躍をしていたと言えるので、敗退後も彼の顔は晴れやかであった。敗北校の主将インタビューでも1人満面の笑みであった。

元キャプテンの紹介はこれくらいにして…

明日はそんな因縁の甲賀国際さんとの対戦ということで、OBが激励にやってきた。

まず1人目が
香川県三豊市出身

堅守の選手、当校初のレベル90の選手である。
発足当初のチームを支えた。
甲賀国際戦での7番セカンド
2代前のチームのキャプテン

なお、大西には幼馴染の彼女がいる。この彼女はツンデレである。
甲賀国際戦に勝利できたら付き合ってほしいと大西が告白をした。しかし結果的に勝利できなかった。だが大西たちを破った甲賀国際さんが甲子園に出場。その高校相手に大西は孤軍奮闘をしていたことが認められ、向こうからされたようだ。OKするときも彼女はツンツンしていたらしい。実は昔から相思相愛だったようだ。今では彼女と同じ大学に通っている。

2人目は
愛知県豊田市出身

甲賀国際戦での9番ショート
堅守、俊足のショート
発足当初のチームを支えた。

現キャプテン北川は加納をリスペクトしている。北川とは昔からの友人である。高校時は彦根市在住の北川の家に下宿させてもらっていた。髪を金色に染めている。北川も金髪なのは加納の影響が大きいだろう。

3人目
徳島県三好市出身

高いミート力が持ち味の選手
前キャプテン
甲賀国際戦での5番ファースト

山の中の集落で有名な祖谷地区出身でその急峻な地形で、幼き頃から足腰を鍛えた。次期エース候補の柊吾は実弟、2人で弱小地元中学を県大会ベスト4に導いた経験がある

好みのタイプは弟柊吾と同じく隣町出身佐々木麻衣

4人目!
東京都港区出身

高いミート力が持ち味
前チームの副キャプテン
甲賀国際戦での2番ライト

オシャレさが漂うThe City Boy
実家は東京都港区青山にありなかなかの金持ちである。部内屈指の女扱いの上手い部員として知られファンも多い。今は青山学院大学に通っている。

都会感漂うオシャレな女子大生と付きあっている。

5人目!
宮崎県都城市出身

高い打撃力が持ち味
甲賀国際戦での3番サード

幼い頃は韓国に住んでいた。K-POPが好き。韓国語が少し話せる。好きなタイプは元少女時代スヨン

以上5名がチームの激励にやってきた。

メンバーは5人の先輩の奢りにより焼肉屋に連れて行ってもらった。

そこでの会話にて
大西
なぁ北川、お前が1年のとき甲賀国際さんと対戦したよな?あのときのお前の能力覚えてるか?

北川
えぇと…確か長打力が36000、ミートが28000くらいで打撃がC,走力も36000くらいだったかと思います…

大西
それが今どうなった?

北川
長打力が39733,ミートが34238,走力が40301です…打撃はB,走力はAに達しました…

大西
めちゃくちゃ伸びてるだろ、あのとき共に戦った松尾や森部らも同様のはずだ。それにあのときのチームには俺と加納と投手陣の一部こそ3年生だったものの、練習をあまり積んでない下級生が多くを占めていたよな?今のチームは北川ら3年が中心になってる。3年間練習を積んできた奴らが中心になってるわけだ。あのときのウチと甲賀国際さんとの差よりは絶対に詰まってるはず。気負う必要はないぞ!

北川
はい!

加納
また、お前の家に泊まらせてくれや

北川
良いですよ!いつでも来てください!

大西
いや〜、未だに俺と加納が徳明館史上最強二遊間になってるとは思わなかったぜ。

加納
後輩には俺たちを早く超えてほしいものだな!

大西
いや、俺がNo.1であり続けたいわ笑

加納
全く、ダメな先輩だぜ笑笑

〜〜〜〜〜

山田
青山さん!相変わらず東京でもモテてるんですか?

青山
いやー、彼女できてからはそこまで遊んでないな…

山田
おぉ~、彼女できたんですか!
高校生とは遊んだりしてないんですか?

青山
ブホッ!おいおい、何言ってんだ。
付き合ってもいない高校生と大学生が関係結んだら、大学生側に火の粉が飛ぶんだぜ。お前も高校生と遊びたいなら高校生のウチにヤることヤっとくんだぜ

山田
はーい

〜〜〜〜〜

春山
前原さん、最近の推しのアイドルいないですか?

前原
うーん、勢いがあるのはLe Sserafimとかか?

ただ、俺は永遠のソシだぜ!

春山
相変わらず少女時代好きですね笑笑

〜〜〜〜〜

岸野悠太
おい!柊吾!相変わらず打たれまくってるみたいだな笑

岸野柊吾
うっせーな〜!兄ちゃん!チーム勝ててるんだから別に良いだろ!

岸野悠太
お前は大西さんとは逆の性格してるみたいだな。大西さんなら自責点が少なければ失点数が多くても良い。最優秀防御率とれたら最多敗でも良い!みたいなこと言ってたからな~
もしプロ入りしたらクローザーが向いてるのかもな笑

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みんな親睦を深めることができたようだ。
ともかく明日の試合、頑張って欲しい