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訪問ありがとうございます。
障害児の母になって、抱えた苦しみ。
障害児の母になって、気づいた優しさ。
障害児の母になって、伝えたい想い。
両眼性無眼球症（全盲）とたくさんの障害を持って生まれた娘を育てながら、日米の架け橋となるべく東奔西走しています。
暗闇の中を手探りで歩いてきた当時の経験から、周囲に「助けて」と言える社会づくりを目指した活動を行っています。
日々の暮らしを徒然と綴りながら、合間で娘のストーリー振り返り記事をアップしています。
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どんな子供でも、原因が分からなくて泣き続けることはあるだろうが、千璃とはアイコンタクトが取れないため、直接抱いて言葉をかけるしかあやす方法がない。
1日に4時間以上もその状態が続いた時には、さすがに千璃を本気で放り投げ出したくもなった。
かなり切羽詰まった精神状態だったのだろう。
夜中に千璃が泣き始めて、それが何時間も続くと、アパートに住むご近所さんから苦情が来ないかと不安になった。
私は千璃を抱いて屋上に行き、あやしながら、夜明けが来るのを待った。
夜中に千璃が泣き出して、何時間も何時間も泣き止まなくなると、アパートの隣の家からクレームが来るのが怖くなった。
私は千璃を抱いて屋上に行木、あやしながら、夜が明けるのを待った。
ずっと眠れなかったし、先が見えなくて、自分の気持ちもコントロールができなくなっていた。
そしてとうとう、このままふっと下に飛び降りたら楽になるだろうな、と考えるまでになってしまった。
夫には悪いが、生きていても明るい未来が見えない気がした
私がこうしている今でも、世界は普通に回っている。
日本にいる家族も友達も、誰も知らないところで、こうして千璃と私の人生を終わらせてもいいのかなという誘惑が夜の闇にはあった。
しかし空が白んでくると、朝がやってくる。
それで、ようやくアパートの部屋に戻っていく、そんな毎日だった。
（リーディングミュージカル「DUSK」の中の楽曲「Mother's Aria」を下に貼っておきます。
振り返るのもしんどいけれど、この時に見た光景を再現してくれています。）
Every child has times when they cry continuously for no perceptible reason, but without the ability to look into Seri’s eyes to calm her down, all I could do to soothe her was to hold her close and speak to her.
Some days this would last for four hours or more, till I just wanted to toss her out the window. I was at my wit’s end.
When Seri would start crying late in the night, I’d grow worried that our neighbors in the apartment complex might complain after it went on for hours and hours.
I would go up to the rooftop of our building with Seri in my arms, and rock her back and forth as I waited for dawn.
It had been ages since I’d had enough sleep and I couldn’t think straight.
Time and time again, I wondered how easy it would be to just step off of the edge and into the midnight air.
As sorry as I felt to my spouse for thinking so, I couldn’t imagine I would ever find a bright future in life.
Even when I was in a complete deadlock, the world went on without a single care.
Far away from my friends and family in Japan, the night had a bewitching darkness that tempted me to end Seri and my story right there and right then in the silence of a bustling city.
But as night turned to day, light would slice through the eastern sky to tint the New York horizon with unmistakable gleams of hope, and I would snap back to reality and head back to our apartment. Day after day, that had become my life.
「Mother's Aria」3'35"〜
Mika Kuramotoのmy Pick