つい3日前の水曜日の夜のことですが、アラガン社の主催で、「ヒアルロン酸注入による下顔面の若返り」に重点を置いたオンラインセミナーが開催され、私も参加させて頂きました。講師の先生は注入療法に関して教科書もたくさんお書きになっていて全国的に有名な岩城佳津美先生でした。オンラインセミナーとはいえ、参加者は6名と少人数で、岩城先生から提示された症例に各々アセスメントを行い、結果を発表しあい、最後に岩城先生が実際にどういう注入をされたのか、ご教示頂きながらディスカッションするという流れで、とても有意義な時間でした。午後7時半から始まったセミナーは9時過ぎまでみっちりと行われました。遅くまで丁寧にご指導頂いた岩城先生には大変感謝しています。
なお、岩城先生のブログに、今回のオンラインセミナーにおけるモニター患者様の経過と解説が詳しく書かれています(⇒こちらです)。
下顔面のお悩みで多いのが「法令線」だと思いますが、それ以外にも、マリオネットラインやファイスラインの乱れも年齢を感じさせます。下顔面をトータルで若返らせるためには、まず中顔面のリフトアップが基本になりますので、ヒアルロン酸注入による顔面の若返り治療=Total Facial Treatmentでは、必ず中顔面の土台作りを行ってから、下顔面の若返りに進むのがセオリーであり、理想です。そのことは私も十分に理解しているのですが、患者様のご予算の関係で、下顔面だけを局所的に治療する場合も、私の診療ではよくあります。
さて、今回ご紹介する患者様は、フォトナ4Dと下顔面のみヒアルロン酸注入を行った患者様です。
下の写真をご覧ください。今回の患者様は、アゴと下顎の境目にノッチ=凹みができています。この凹みによって、下顎のラインが乱れ、いわゆる「スッキリしたファイスライン」ではない状態になっていますが、これは、「頬の下垂」が原因で起こってきます。
そこで、まず、フォトナ4Dで頬全体の引き締めを2回行い、その後、ヒアルロン酸のボリューマ2ccとボラックス1.4ccの注入を行い、ファイスラインを整えました。
その経過をご覧ください。
いかがでしょうか。
岩城先生のお話によると、今回ご紹介した患者様のように、アゴと下顎の境目に凹みが出るほどになっている場合には、Total Facial Treatmentで中顔面をリフトアップした後に下顔面を整えたとしても、しっかりと改善させようとすると、下顔面だけでヒアルロン酸を4~5本は使用する場合が多いそうです。
今回の患者様にように、フォトナによるレーザータイトニングと併用すると、ヒアルロン酸の使用量も減らせる可能性がありますし、肌そのものが引き締まると同時に美肌になるというメリットもあるので、これもよい方法だと感じました。
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