「目の下のたるみ」の改善治療でご来院くださった患者様をご紹介します。
今回の患者様は、いわゆる「目袋」の飛び出しが大きかったため、手術が望ましい状態でしたが、「どうしても手術は避けたい」とのご希望でしたので、フォトナ『３Dアイリフト』を３回行うことになりました。（後日注：フォトナ『３Dアイリフト』は、一般的な用語法である『４Dアイリフト』という呼称に変更します。）
下の写真は、施術前と３回施行後２か月半の状態です。
ご覧の通り、完全に目袋が無くなったわけではありませんが、随分と改善しました。引き締め効果により、ぱっと見た時の全体的な印象が大きく変わり、若返った印象を受けました。目袋のふくらみがかなり小さくなったので、残る凹みにヒアルロン酸注入を行って仕上げにしましょうと相談していましたが、周りからの評判が良いそうで、もう少しレーザー照射を続けたいとのご希望がありました。そこで先日、４回目のフォトナによるレーザー照射を行ったところです。
フォトナの『アイリフト』（目の周りの引き締めを目的としたレーザー治療）は、眼にコンタクトを挿入し、結膜にレーザーを照射する『スムースアイ』という（内側からの）照射と、皮膚への（外側からの）照射を組み合わせて、目の周りの若返りを狙う施術です（詳しくは⇒こちらの記事）。結膜側に照射する方法は、有名な宮田成章先生（以前の記事はこちら）が考案され、セミナーで教えてくださった設定と方法で行っています。
照射時に結膜（白目）の部分にも一部レーザーが当たることがあります。それ自体は問題ないのですが、その影響で白目が浮腫をおこし、ぶよっと腫れることがあり、患者さまが驚かれたことがあります。それ以降、頻度は少ないものの白目が腫れる可能性も患者様にお伝えするようにしています。もし白目が腫れても、１週間程度で落ち着きますので心配ありません。また、一時的に眼脂（めやに）が増えますが、これも時間経過とともに落ち着きます。
ご紹介させて頂いた患者様のこのあとの治療ですが、ご希望を伺いながらレーザー照射をつづけ、ヒアルロン酸注入で最終調整をして終了の予定です。その経過もまたご紹介する予定です。
フォトナ『アイリフト』は、目の下の膨らみ・たるみに関して、「できれば手術は避けたい」と思われている方に、ぜひ一度お試しいただきたい治療方法です。
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