今回は、そばかす治療をピコシュアで行った患者様のご紹介です。
患者様は20代の方です。
そばかすの治療を『ゼオスキン』(セラピューティックプログラム)で行うことを希望されて来院されましたが、お話を伺ってみると、現在、授乳中とのことで、セラピューティックプログラムは断念されました。
授乳中は、ハイドロキノン、トレチノインの使用ができないからです。そこで、レーザーによる治療をすることになりました。
施術したのは、ピコシュア『スポット照射』です。
こちらの患者様のそばかすの数ですと、おそらく1回では終了しないため、2回または3回の照射が必要になることを事前にご説明しました。
下の写真をご覧ください。
ピコシュア『スポット照射』の1回目照射から6か月後の状態です。
反対側からです。
照射後には「かさぶた」が形成されます。
かさぶたは4~5日で取れ、色素沈着もなく経過しました。
ピコシュアは、そばかす治療に非常に適しているレーザーだと思います。Qスイッチルビーレーザーでももちろんそばかすは取れます。が、そばかすのように数が多いシミの場合、レーザーの照射数も多くなるということですので、それだけ多く顔中に照射すると、Qスイッチルビーレーザーですと、ダウンタイムもとても大きくなります。ピコレーザー『ピコシュア』であれば、ダウンタイムはほぼ光治療と同等なのに、効果はもちろんレーザー治療という理想的な結果になります。
「面」で照射する光治療と比較した場合の欠点は、照射もれが生じやすいということです。スポット照射では、スポットの直径が2.3~3mmの間に設定して照射しますので、そばかすの数が多いと、頑張って集中してできるだけ密に照射しても、1回で全てを取り切ることは難しいです。「スポット照射」に「フラクショナル照射」と「トーニング照射」を加えたピコシュア『フルコース』にすると、スポットのみでなく 顔全体にもレーザーが照射されるので、スポット照射で打ちもらしたそばかすも含めて、もう少し全体的に薄くなっていたと思います。予算が許す方にはピコフルコースがお勧めです。
今回ご紹介した患者様のケースでは、残りのそばかすに対しては、色素沈着が出なければ、1~2か月後に2回目のレーザー照射を行うことも可能なのですが、一部、扁平母斑にも照射を行いましたので、その経過を見る目的もあって、2回目までの照射間隔をあけることにしました。
そして、先日、2回目の照射を行いました。
結果はまたご紹介したいと思います。
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