2016年も残すところ今日一日となりました。
今年は私にとってとても印象に残る特別な1年となりました。
一番大きかったのが子供が生まれたことです。
責任ある立場になってからの出産でしたので、産休をとるにあたっては沢山の方にご迷惑をおかけしました。そんな中、スタッフが一丸となって職場長不在の職場を守ってくれました。仕事納め恒例のうなぎ丼も、今年一年の感謝を表すにはこれでは足りないぐらいです。
(今年は受付のIさんが残念ながらお休みの日で5人前です。Iさんゴメンね。)
普段は健康のために3食主食を取らない「スーパー糖質制限」を実践していますが、この年末恒例の仕事納めのうなぎ丼とお正月の母のお雑煮だけは特別なのです。糖質制限を始めて約7年が経ちますが、今年は自分の妊娠があったため、改めて「食事」や「栄養」ということを見直す年にもなりました。これまではどこか「太く短い人生もよし」と考えていた節がありましたが、子供が出来たことで『健康』に対する意識そのものが変わりました。患者さんのQOL向上に寄与するのが形成外科医の本分ですが、来年は健康に関する情報(特に食事や栄養に関する情報)も少しずつ発信していきたいと思っています。この種の情報は、最先端と思われる考え方が学会でも医者の間でも決して主流ではないため、私が「医師」として発信することにためらいはあるのですが、あくまで私の実践している体験談的な情報としてであればよいのではないかと思うようになりました。それを読んでくださった方が、ご自身の判断でさらに情報を収集するきっかけにして頂けるなら、むしろ積極的に発信すべきではないかと。
年明けからは自家組織の遊離皮弁も再開する予定です。
実は他科からの急な依頼で、産休からの復帰後も既に遊離皮弁は2例あったのですが、これからは本格的な長時間手術再開に向けて、体力増強にも力を入れていかねばなりません。
皆様、どうかよいお年をお迎えください。