秀忠が2代将軍を継ぎ、江は御台所と称されるようになりました。
名前が変わっても、竹千代の乳母、福との関係が悪いまま。わが子を抱けないなんて、辛いですよね。

大阪城では淀が怒っております。秀忠が2代将軍になった祝いに来いと、秀頼を京にのぼらせよと言うのです。秀頼もずいぶん大人になりましたね。

江戸城では江が二人目の男の子を産みました。しかし江は本当に沢山子供を産みましたよね!毎週一人生んでるみたいでちょっと面白い!
次男の国松は自分の乳で育てようとする江。それを見た竹千代は悲しそう。

大阪城では秀忠に側室をつけることに。千姫はまだ若すぎますものね。淀はこれでいいのか自分に何度も問いかけます。

やがて駿府城が落城。家康がここで政を考え、江戸で秀忠が実行する二元政治の始まりです。

月日は流れ慶長16年。完成した江戸城では国松が剣術の稽古。竹千代は論語を読んでいます。竹千代は秀忠と国松が楽しそうな稽古をしているのが気になっているよう。寂しそうで可愛そうですね・・・。
江は、5人目の娘の和「まさ」を生みました。後の帝の后になるのです。江の子どもたちの活躍、すごいですよね。

江をたずねて出家した初がやってきました。二年前に病気で高次を亡くし常高院と名を改めました。
私は以前常高院のお墓へお参りしたことがあるのですが、立派な宝篋印塔がたっており、侍女たちも同じ敷地にお墓がありました。淀と江の間に立つ優しい初の気持ちがそういったところにもあらわれていると感じました。

3月28日、大坂城から出たことのなかった秀頼が、家康に会うことに。場所は京都二条城。緊張しますね。秀頼を警護してきた加藤清正。万一の時にそなえ、太く長い針を秀頼に託しました。しかしそれを柱にさした秀頼。秀頼は堂々と家康に話しかけ、一緒に天下泰平の世を作ろうといいます。その威厳あふれる振る舞いに、家康の家臣も平伏。


家康の立場になって考えると、恨みに耐えながら秀吉に仕え、やっと天下をとれるかというところ。秀頼は19歳で利発な青年。この子が跡をついでも立派な天下になりそうです。家康の複雑な思いも想像できます。焦ったでしょうね。
江の望む天下泰平の世の中に、このままいけばうまくなりそうな気がするのに・・・。