歴っしゅ!
箱根の芦ノ湖で海賊船に乗った時の一枚。
夏の思い出、まだまだ作りたいな。今週は浴衣着て、みたま祭りに行きたいです。
今日から靖国神社で始まっております。毎年、行ってるなぁ。
両脇に並んだ提灯がとっても綺麗なのです。
昨日発売の歴史人8月号、忍者特集です。
美甘子の連載「歴っしゅ!新聞」では、吉原の花魁について書いております。
花魁に変身した写真も載せてもらいました。
また、後日ブログで写真も公開しますね!!
コンビニでも売っておりますので、歴史人ぜひチェックしてみてください。
江 第26話 「母になる時」感想
秀吉はいよいよ朝鮮に向けて出陣の準備をし、江戸城に居た家康も出陣命令により肥前名古屋城へ向かいました。父親が居ない江戸城で伸び伸びしている秀忠。ズケズケとものを言い、秀吉のことを猿といってみたり。家臣の本田正信が江と秀忠の結婚のことを伝えると、ニヤリ。あの二人は両思いだったからな…。のニヒルな笑みを浮かべます。しかし、後にこの秀忠と江が夫婦になるのだから、歴史って面白い!!
秀勝に嫁いだ江は、本当に嬉しそうで夫のために着物をたたんだり、何かしたくてたまらない様子。好きな人のために尽くしたい気持ちは分かりますが、本来不器用なので、失敗したりしてとっても可愛いです!!
江と秀勝の婚儀は秀勝の兄の秀次を見張るため。まさか、秀次は江と兄弟になると思わなかったみたい。
関白になり公家相手の仕事でぐったりしている秀次、しかし和歌や源氏物語などの豊富な知識を公家に教えていて、その話になるとものすごく活き活き!!意外な一面でした。秀勝は、優しい兄のエピソードを江に話し、兄を理解して欲しいと伝えます。江は素直に理解し、秀勝も安心。しかし、ここで秀勝からまさかの言葉。「出陣が決まった。朝鮮に渡ることになった」
夫婦になったばかりなのに、あまりに可哀想過ぎます。
戦で人が死ぬことが何よりも嫌な江。出陣する秀次を見送るとき、お守りを差し出します。出陣する秀勝の後ろ姿を見送る江は悲しそう。しかし女性に生まれたからこそ、こんな風に、運命に翻弄されてしまうのですね。この時代に生きた女性、姫君は本当に残酷な運命を背負っていて、想像するだけで切なくなります。
江は、戦地に居る秀次にせっせと文を書きます。夫とつながる事ができるのはこの文だけと。今のように携帯電話やインターネットなんてないから、文のやりとりでお互いの愛を確認していたのでしょうね。姫君と武将の手紙のやりとり、残っていたら見てみたいです。
文を書いていたら、急に吐き気に襲われた江。秀勝の子を身篭っていたのです。とっても嬉しそう!
肥前名護屋城に居る秀吉は、朝鮮へ向かった日本軍の活躍に上機嫌。そこに、秀吉の母、大政所が病だとの一報が。見舞いに来た江のお腹をさすりながら、今までの秀吉の行いを許してくれという大政所。たわけ者の息子だけれど、やはり、息子は可愛いのです。母と子の愛を感じました。
江の夫、秀勝は朝鮮水軍との戦いに苦戦を強いられていました。家臣と朝鮮の民との喧嘩の仲裁に入った秀次は誤って足を負傷してしまいます。嫌な予感。
母の死や鶴松の死が続き、仏前で落ち込んでいる秀吉。人の死の悲しみは人間を変えてしまうのですね。
臨月を迎えた江に、秀次が手紙を持ってきます。その手紙には秀勝が病死と書かれていました。
ショックと共に産気づき、娘を産んだ江。最愛の人を失った悲しみ。新しい命が生まれても悲しすぎますね。
江自身も戦の最中に生まれ、父を亡くしました。自分の娘も江と同じ運命で生まれたのです。なんとも皮肉な運命ですね…。