美甘子オフィシャルブログ 歴ドル美甘子の「歴っしゅ!ブログ」by Ameba

歴ーっしゅ!

暑い日が続くと思ったら、突然豪雨になったり。

変な天気ですね。

ありがたいことに、書く仕事を沢山いただき、

家で作業を頑張っております。

ただいま発売中の歴史人では、「歴っしゅ!新聞」を連載しております。

江戸時代の医学について話しております。コンビニでも買えますので、ぜひチェックしてみて下さいませ!!

歴史人 2011年 07月号 [雑誌]/著者不明
¥680
Amazon.co.jp
先日、氣志團の光さんに、歴史人を読んでたら、後ろに「歴っしゅ!」が載ってて驚いた!と言われ、嬉しかったです。もっと、沢山の人の目につくように、頑張りたいなぁ。



江 第22話「父母の肖像」感想

聚楽第で正月を祝う秀吉は、茶々の妊娠に上機嫌。おねも一緒の席にいるので、三成が気を遣います。

秀吉は、茶々と赤ちゃんのために、淀という場所にお城を建てることに!産まれる子のために、鎧兜やでんでん太鼓など、男の子のおもちゃをたくさん用意します。気が早い気もしますが、やっぱり跡取りの男の子が欲しいんですよね。

茶々も、男の子を産むと宣言。なにやら、男の子が産まれた時には聞き入れて欲しい願いがあるとのこと。一体何なのでしょう・・・。

幸せいっぱいな秀吉でしたが、なんと「茶々の子が秀吉の子ではない」という内容の戯れ歌がはられ、激怒します。歌を作った者が捕まらないので、秀吉は門番や罪の無い人までたくさんの人を殺してしまいます。江はそれに怒り、秀吉と言い合いになります。毎週、秀吉と江のバトルシーンがありますね!ちょっとこのバトルシーンが楽しみだったりします。

茶々にもその旨を伝える江。

茶々は意外にどっしりと構えて、秀吉に二度とこんなことはしないよう誓わせ、この子は秀吉の子に間違いない。絶対男の子が産まれると言います。

秀吉の妻になってから、茶々は変わりましたね。母としての強さも備わって、ますますしっかりした女性になっているみたい。

3月、淀の地に城が完成します。この淀城の主は茶々と宣言。これがどういう意味かというと、秀吉が北政所に次ぐ正室として茶々を認めたということです。茶々はこれから、「淀殿」と呼ばれます。

茶々が産気づき、秀吉と江は気が気ではありません。さっきまで喧嘩をしていたと思ったら、こんな時に江と秀吉は仲良くなっていて、名コンビですよね!

産声が響き、感動する江と秀吉。手を取り合って喜びます。しかも、茶々の言ったとおりの男の子。

子の名前は棄。棄て子はよく育つという事から秀吉がつけたのですが、江は納得いきません。たしかに、この名前を付けるなんて秀吉らしいですよね。

3ヶ月後、淀と一緒に大坂城に移った棄の名前は「鶴松」に変わります。なぜ大坂城に移ったのかというと、これは軍略。豊臣の後継ぎという事を世間に知らしめるためなのです。

北政所と、龍子が教えてくれるのですが、江は不思議そう。まだ若いので世間のことに疎いのですね。

茶々と鶴松に逢いに、初と夫の京極高次が訪れます。鶴松をあやす初はまだ赤ちゃんに慣れていなくておぼつかない様子。しかし、夫婦仲はとても幸せそう。

高次が大坂城へ訪れたのにはもう一つ理由がありました。関東の北条攻めの会議が開かれたのです。

相模の大名の、北条氏政・氏直父子は秀吉の軍門に下ることをよしとしていません。北条家は難攻不落の小田原城を持っているので強気なのです。

秀吉の甥の秀次が、北条攻めの時の先鋒に名乗り出ますが、秀吉は先鋒を家康に命じます。家康は娘のとく姫を北条家に嫁がしているけれど、秀吉のためには離縁させても戦うと期待に答えます。

軍議を終え、千利休のもとで家康はお茶を呑みます。利休の茶は天下一。利休のもとを訪ねる大名は少なくありません。戦国時代、茶の湯文化は大流行しますが、この茶室で重要な会話をしたり、内緒話をしたりと、ただお茶を飲むだけではなくて、重要な場所だったのです。また、この千利休はもともと信長に仕えていたので、権力者にとても信頼されています。石坂浩二さんの利休。とても雰囲気があって、何か心の奥で思っていそうで神秘的!

鶴松が生まれて上機嫌な秀吉に、茶々が「男の子を産んだら聞き入れてほしい願い」を伝えます。その願いというのは「母の七回忌、父の十七回忌の供養」をして欲しいというもの。しかし秀吉にとっては、浅井家は仇敵。これまでに例がありません。

しかし、秀吉は武家のしきたりに背くことも覚悟し、供養を認めたのです。

これにより、茶々は、秀吉を許せ、ようやく夫婦になれたと江に伝えます。

供養の中で、父長政と母市の肖像画が飾られました。父の記憶がない江はとても感動します。二人の姉に幸せが訪れ、感慨深い江。

江にも素敵な殿方が現れるのかしら!?

次週はいよいよ竹千代が!!秀忠様が!!