歴っしゅ!


5月2日に宇都宮・惑星で申し訳アットホームでDJをし、今日はレキシのライブに行ってました。

楽しかった。またブログ書きます。明日のゆうゆうワイドは、源義経について話します。

お昼12時からTBSラジオ、聴いてくださいませ!



江 第14話「離縁せよ」感想



いよいよ江と佐治一成の婚礼の日。
ところが江は、先日見せられた枕絵の刺激が強すぎて倒れてしまいます。
戦国時代のお姫様は、とにかくたくさん子供を産んで家を繁栄させることが大事な仕事でした。
夫婦になるということはそういうことだと、わかってはいたはずですが、江はまだ幼すぎたんですね。
佐治一成は、江の心の準備ができるまで待つと言ってくれました。優しい旦那様です!

二人は結婚の挨拶のため、佐治一成の主君である織田信雄のところへ。
そこで聞いた話によると、秀吉の軍勢は尾張に向けて出陣したとかいうし、信雄と家康も迎え撃つ気、満々とか。
夫・佐治一成も、自分は織田の人間として秀吉と戦う気、満々です。
戦を止めるために嫁いできたはずだった江でしたが、どうやら事情が違ってるようです。

信雄が言うには、秀吉を倒して織田家を復興するための戦だとか。
それはわかるのですが、茶々と初は今も秀吉のもとにいるんです。
このままだと姉妹が離れ離れで敵同士になってしまいます!


江の願いも届かず戦が始まってしまいました。俗に言う、小牧長久手の戦いです。
これまで数々の戦に勝ってきた秀吉ですが、今回は家康の軍勢に負け気味で、池田恒興たち大事な家臣も失ったりしています。
このままじゃヤバい、というときに陣にやってきたのは、甥の羽柴秀次。のちの関白です。
秀次は、手薄になった敵の背後をつくという作戦を提案してきました。
だが相手はあの家康です。敵をおびき寄せる罠の可能性も十分にあるわけです。

危なっかしさもあったけど、甥に実戦の経験をさせるために秀吉は作戦を任せます。
身内や家臣が少ない秀吉は、こうして後継者を育てていくしかなかったんですね。

その結果、やはり家康に作戦を見透かされて敗戦!
まっしぐらに天下人を目指していた秀吉にとって痛いダメージです。
一方、信雄はこの勝利でものすごく調子に乗ってしまっています。
織田家を復興するのはいいけれど、どうにも天下人の器って感じじゃないですね。
頼られてるかたちの家康は、別にこの戦で秀吉を最後まで追い詰めるつもりはなく、冷静に状況を見ていました。


秀吉は、秀次のミスに激怒。戦というものを甘くみるなと。
そして、戦いはもうやめようと、黒田官兵衛を使者に、和睦の申し入れをします。

和睦のために秀吉がとった手段とは、信雄を手なづけることでした。
朝廷にかけあって、信雄に大納言の位を与えるという約束をします。
目先の利益にだまされ、信雄はまんまと交渉に応じました。
信雄が和睦に応じてしまった以上、家康には戦いを続ける理由がありません。
つまり、戦いは秀吉の負けだけど、結局は自分の思い通りに物事を進めたわけです。
こういうところ、さすが秀吉ですよね。


大野城では、戦から戻ってきた佐治一成と江が久しぶりに夫婦水入らず。
ところがそこに、急な知らせ。茶々が病気になったと初からの手紙でした。
佐治一成は、大事な姉上のために急いで戻ってあげなさいと言ってくれます。

ところが大坂城に着いてみると茶々は元気でした。初も手紙を書いた覚えはないと。
どういうこと?と思っていると、ドヤ顔の秀吉が登場。
とまどう三姉妹をほったらかしで、いろんなことを一気に話はじめました。

まず、手紙は秀吉が書いたものだということ。
そして、佐治一成は追放となったこと。敵である家康の手助けをしたという理由だそうです。
結婚式が済んだばかりなのに、もう一成には会えないなんて!
さらに、三姉妹はいつのまにか羽柴家の養女にされていました。
どこまでも勝手な仕打ち!


ちなみによく見ると、戦の前に届いた手紙は「初」と漢字だったけど、今回はひらがなで書かれていました。
細かいところまで手が込んでますね。
録画されてる方は見直してみるのもいいかもです。