歴ーっしゅ!
4月16日(土)
高知にて、ふるさと博関連イベント「歴ドル美甘子と行く!佐川町、土佐藩筆頭家老深尾家一万石の城下町あるき」が開催されました!
先月26日にも、この町あるきイベントの一回目で龍馬誕生地のまち歩きがあったのですが、震災の影響で中止になったのです。ですので、今回のイベントは、前回も申し込んでくださった方も来てくださったりと、私もとても楽しみにしておりました。
地場産センターでご挨拶。佐川くろがねの会のボランティアガイドさんが案内してくださいます。
全国龍馬社中で、ウォーキングの会も主催していらっしゃる、橋本会長も一緒です!
この地場産センターには、佐川町にある建物を20分の一の縮尺で再現した模型が沢山展示してあります。
この模型、なんと、屋根が取り外せて、中の一部屋一部屋をちゃんと見ることができます。
襖や戸もちゃんと開け閉めできますし、掛け軸や絵まで再現。本当にスゴイの!
一眼レフカメラで撮影したのですが、本当の家みたいでしょ!!
私、こんなにすごい模型はじめてみたかもです。興奮しまくりました!!
この模型を作っている、佐川くろがねの会の栗田さんと一緒に。栗田さんは、この模型を趣味で作っているそう!趣味と言えども、ここまで行くともう立派な芸術作品です。
私は、この模型を県外でも見てもらいたいと思いました。
タモリ倶楽部で取上げられたらいいのにと思います!!
ちょっと、本当に凄すぎます!!高知龍馬空港にも、栗田さんの作った、高知城の模型がありますので、ぜひ見てくださいませ!!
佐川町は、植物学者の牧野冨太郎先生の誕生地です。石碑のまわりも自然に囲まれ、
桃色の花が咲いていました。また、この近くの石段や山で牧野さんは植物採集をしていたそうです。
牧野植物園に行った際に、冨太郎先生の一生のパネル展示を見ましたが、本当に植物への愛情が深くて研究熱心で絵も素晴らしくて、スゴイ人だと感動しました!
お昼は、老舗うなぎ屋「大正軒」へ。予約をしないと入れない昔からのうなぎ屋さん。
鰻大好きなのですが、本当にフワフワで美味しかったです!またぜひ来たいなぁ。
そして、ここは旧須崎警察佐川分署。一時期、青山文庫の本館にもなったそうです。
高知県内でもっとも古い洋風建築。中にも入らせていただいたのですが、取調室などがありました。
今は、コンサートなどに使っているそうです!
佐川町は、昔ながらの瓦屋根の建物が多いのですが、一際目を引くのが酒蔵!
そう高知のお酒「司牡丹酒造」さんの酒蔵です。長さはなんと85m!
つづいて、みなで坂をのぼり、青山(せいざん)文庫
へ。
この、青山文庫、外観の写真を撮影するの忘れてしまったのですが、
本当に本当に、幕末好きにはたまらないところです!!
青山文庫の説明
青山文庫は、名前に「文庫」とついているので図書館と間違われることがありますが、坂本龍馬・中岡慎太郎・武市瑞山らの維新関係資料や、江戸時代に佐川の領主であった土佐藩筆頭家老深尾家の資料などを展示している博物館です。
幕末維新の生き証人であった、佐川町出身の元宮内大臣田中光顕(みつあき)が収集した志士たちの書状や画などの遺墨コレクションを中核に、主に近世・近代の歴史資料を収蔵しています。
また、歴史資料の他にも、同じく佐川町出身で『セルボーンの博物誌』を翻訳した西谷退三(にしたにたいぞう)の蔵書など、多数の貴重書籍も収蔵しています。
幕末維新の生き証人であった、佐川町出身の元宮内大臣田中光顕(みつあき)が収集した志士たちの書状や画などの遺墨コレクションを中核に、主に近世・近代の歴史資料を収蔵しています。
また、歴史資料の他にも、同じく佐川町出身で『セルボーンの博物誌』を翻訳した西谷退三(にしたにたいぞう)の蔵書など、多数の貴重書籍も収蔵しています。
(HPより引用)
この田中光顕さんは土佐勤王党、陸援隊、奇兵隊に所属し昭和初期まで生きた人で宮内大臣を務めました。
その、田中光顕さんのコレクションを集めたものが青山文庫なのですが、所蔵品が、幕末好きからすると垂涎ものばかり!晋作の書、龍馬の手紙、松蔭先生の書、中岡慎太郎の書、解体新書の初版本などなど、まだまだ沢山の所蔵品があります。
佐川藩の深尾氏にまつわる展示も充実しております!
高知に来た際は、幕末好きの方はぜひ佐川町まで足を延ばしてくださいませ。
この青山文庫では、学芸員さんにお願いすると、田中光顕のスピーチした肉声のテープを聴かせてもらえます。
そこで話している内容に、ふつうに高杉晋作の名前とか出てくるので、私は感動と興奮でたまりませんでした!!
昭和まで生きた、最後の志士でしょうね!志士の肉声が聴けるのなんて。幕末から現代までってそう遠くないんですね。
青山文庫では、当時のままの庭を見ることができます。
こちらの庭は青山文庫の上にある青源寺の庭。高知の3名庭のひとつだそう。
禅寺の流れを汲む庭で、岩の向きなどにも意味があるのだそうです。
とても綺麗で心が癒されました。
青源寺の襖も昔のままの模様が残っていて、大きさも珍しく、住職さんのお話が楽しかったです。
みんなでワイワイまち歩き!
記念撮影!!
竹村家住宅を見学させていただきました。幕府の巡見使を迎えた格式の高い住宅で、
国の指定重要文化財です。
竹村家には、龍馬さんの手紙もあるんです。普段は本物は展示されていないのですが、今回特別に本物を展示してくださっていました。龍馬さんの文字にも特徴があって、数々龍馬さんの手紙を読んできましたが、独特で個性的な雰囲気の手紙が大好きです。
高知県ふるさと博推進課のみなさま、参加してくださったみなさま、佐川くろがねの会のみなさま、
とっても楽しかったです!そして勉強になりました。
ありがとうございました!!
●佐川町あるきガイド NPO法人 佐川くろがねの会 0899-22-5240
●高知県ウォーキンウ協会 088-879-5500