美甘子オフィシャルブログ 歴ドル美甘子の「歴っしゅ!ブログ」by Ameba



歴ーっしゅ!


2月4日、NHK関西地区で放映された、「にっぽんの名城外伝」ご覧になった方いらっしゃいますでしょうか?私も手元に届きまして、昨日拝見いたしました。「衣・食・遊」をキーワードに、それぞれのレポーターさんが楽しく姫たちの話題を提供してくださって面白かったですね!お笑い芸人の梅小鉢のお二人も出演されていたのですが、梅小鉢の高木さん(面識はないのですが・・・)の、菅野美穂さんのモノマネが、美甘子に似ていると友人から沢山言われまして、そうなのかな~。なんて思っているのですが、確かに、似ているかもしれませんね。ぜひ高木さんに一度お会いしてみたいなぁ。


さて、実は、大河ドラマ「江」姫たちの戦国の、感想を毎週書いているのです。NHK大津局のHP内に掲載されていて、もうすぐ美甘子コーナーも立ち上がるのですが、もう5話まで進んでしまいましたので、こちらの歴っしゅ!ブログにも掲載しますね!


http://www.nhk.or.jp/otsu/go/topic/detail23.html


昨年、NHK高知放送局HP内にて、「龍馬伝」の感想を毎週書くという光栄なお仕事をさせていただき、今年もありがたい事に、NHK大津局にて「江」の感想を書けることになりました。


みなさまから「美甘子さんの感想をドラマを見終わった後に読むと、よく分かった!」など嬉しいご意見をいただいたりして、わたくしめの感想を楽しみに待ってて下さる方がいるなんて!!一年やってて良かったなと、感激しております。


「江」に関しては、私の大好きな幕末とは違う、戦国時代ではございますが、歴ドルとして、普通の感想ではなく、なるべく分かりやすいように歴史背景を解説(おこがましいですが!)できるように、一生懸命頑張りたいと思っております。何卒、あたたかい目で、今年一年もお付き合い頂けるとこれ幸いでございます!


そして、みなさまの感想もコメントで頂けたら、これほどハッピーなことはないので、4649お願いれきっしゅでございます!



「江」 第一話「湖国の姫」感想



いよいよ始まりましたね、『江』!
予告編などでも流れてましたが上野樹里さんがかっこよく馬に乗ってる姿にまず釘付けです。
『坂の上の雲』の阿部寛さんも乗馬姿がとてもかっこよかったですけど、上野さんも素晴らしい。
オープニングテーマの音楽は、『龍馬伝』とは一転して女性らしくやわらかなイメージの曲調と映像ですね。
これから一年間、どんどんこの音楽がおなじみになってくるのでしょう。

最初のシーンで登場の三姉妹。
お三方とも、日頃から女優として素敵な人だなと思っていたので、三姉妹が揃っているだけでテンションあがります。

おっと、ナレーションはお市の方なのですね。
そのまま時代はさかのぼり、お市の結婚の日に舞台は移ります。鈴木保奈美さん、めちゃめちゃキレイです!
絶世の美女といわれていたお市の方、思わず息を飲みました。

そしてトヨエツさんの信長、威厳があって覇気があってよいですね。イメージ通りです。
さらに秀吉、柴田勝家、家康と、三姉妹に深く関わってくる重要人物がいきなり勢揃いしましたね。

そして時任三郎さんの浅井長政面白いですね。
浅井長政って名前は有名だけど、どんな人物だったか人柄がわかる史実は少ないので、こういうキャラできたか!という感じです。
お市も、運命に翻弄されるかわいそうな人っていうだけの存在ではなく、自分の意思をしっかりと持ってる人物として描かれてますね。

信長が天下を狙うにあたって利用したのが、足利義昭という人。
この時代も一応、室町幕府というものは存在していて、一応は将軍がいたのです。ただ、まったく権力がなくなってカタチだけの存在でしたが。
で、足利義昭の兄は将軍だったのですが、三好家や松永久秀に暗殺されてしまったのです!将軍が暗殺されるなんて、どんだけ戦国なんだって感じですよね。
足利義昭は京都からやっとのことで逃げ出して、最初は越前の朝倉家にかくまわれたのでした。

しかし朝倉家は義昭を守ってはくれましたが、将軍にしてくれるほどの力はなかったのです。そのため、義昭は越前を離れ、信長のところにやってきました。
信長からすれば、義昭を助けて京都にのぼり将軍に即位させてあげるということで、近畿地方に進出する大義名分ができたわけです。
お互いの思惑が一致して、無事に義昭は京都に返り咲くことができたのでした。信長は、義昭を「道具」と呼んじゃってましたね。まさにそんな扱いだったわけです。

そんな信長の本拠地の岐阜から京都に向かう途中は、妹が嫁いだ浅井家がある近江の国があります。
ここまでは何の問題もなく、織田家と浅井家はいい同盟関係にありました。ところが、将軍になれたはいいものの、信長の言いなりの窮屈な立場に嫌気がさした義昭。
次第に信長との関係が悪化していき、信長は朝倉家とも敵対するようになりました。

困ったのが浅井長政とお市。浅井家はもともと、朝倉家にとてもお世話になっているといういきさつがあるので、板挟みになってしまったのです。
長政は結局、朝倉家と一緒に信長と戦う道を選んだのでした。