美甘子オフィシャルブログ 歴ドル美甘子の「歴っしゅ!ブログ」by Ameba



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歴ーっしゅ!


毎週更新していた龍馬伝の感想、ついに今回で最後になります。
本当に色んな思いがあって、胸がいっぱいです。

心から楽しみにしていた『龍馬伝』。
これで最終回かと思うと、本当にに寂しいです。
もう龍馬さんに会えないんだ・・・。

8時前、テレビの前にスタンバイしている時も、胸が締めつけられて泣きそうな気分でいました。


今までと違う大河ドラマにしようと、チーム龍馬伝は、新たな手法で『龍馬伝』というドラマを創り上げてきました。


龍馬伝に登場する人たちは、本当に私たちのすぐ隣にいるようなリアル感がありました。


人物デザイン監修の柘植伊佐夫さんが、役者さん一人ひとりをデザインし、着物のシワや汚しや、

コーンスターチという粉を吹きかけて、幕末の砂っぽさを表現したり。


観ていて毎回、この衣装素敵だな!とか、髪型がおもしろいな!など、発見がありました。


そんな、柘植さんが『龍馬デザイン。』という御本を出版されました (´▽`)/


柘植さんが龍馬伝に参加することになり、人物デザイン監修としてこだわったことや、さまざまな苦悩や、

俳優さんたちとのお話や、ライフスタイルのこととか、盛りだくさん!

2段組の膨大な文章量ですが、柘植さんの素敵な文体に、惹き込まれてしまって私は丸一日没頭し読了しました。


これは柘植さんが書いた本ですが、新しい大河ドラマに挑戦した、チーム龍馬伝の貴重な記録でもあると思います。

龍馬伝を毎週楽しみにしていた人には、ぜひ読んで欲しいです。
もう一度、最初から龍馬伝を見直したくなります。本当にオススメ!!

柘植さん、龍馬デザイン、お疲れさまでした。

そして、素敵な本をありがとうございました。

龍馬デザイン。/柘植 伊佐夫

¥1,890
Amazon.co.jp





龍馬伝 最終話 「龍の魂」感想。


冒頭は、これは桂浜でしょうか。
そして、浜辺で稽古してるのは、まさか武市さん?そして以蔵や亀弥太たち勤王党のみんな!
長次郎さんもいるじゃないですか!
そこに現れた龍馬。
「もうすぐだな」って声をかけたのは、いよいよ龍馬や武市さんたちの夢がかなうときがきたって意味でしょうね。
なんかもうこの時点で涙が出そうです。


そんな懐かしくて嬉しくて哀しい夢から覚めた龍馬は、陽之助と近江屋にいました。
新政府の役職を考えていたんですね。
近江屋といえば龍馬が最後に隠れ家にしていた京都の醤油屋さん。
河原町通りぞいの繁華街で、現在はコンビニになっています。
土佐藩邸とか、酢屋とか池田屋もすぐ近くにあります。

あ!今回、オープニングの主題歌がなくてびっくりです。最終回の演出なのですね。

近江屋の二階から下りてくる龍馬。
ここで世間話をしている町娘っていうのが、そうです!わたくし美甘子なのです!
みなさま、気づいてくれましたでしょうか?

後ろ姿(少し横顔が写った!)ほんとに一瞬でしたが、京都弁で「大政奉還ゆうても、まだまだ物騒な世の中やな~」
「徳川さんが政を天子さんに返さはったんや」という2言のセリフがありました。
福山龍馬さんと向い合って、「これからは上も下ものうなるがじゃ!」って言ってもらえた時は、
本当に嬉しくて、龍馬さんの夢が叶ったんだ!と感動しておりました。
大好きな龍馬伝のしかも最終回に出演させていただいたことは、
本当にありがたいことだと思っております。これからも、この気持ちを忘れません。


そうそう。今回は私に限らずゲストが多彩でした。
新選組に脅される物乞いに井手らっきょさん、京都見廻組には中村達也さんとSIONさん。
三又又三さん、そして福井藩の三岡八郎を演じたのは中川家の礼二さん!

京都を抜けだして福井にやってきた龍馬。
このとき、龍馬は三岡八郎と意気投合して莨屋(たばこや)という旅館で長時間語り合ったそうです。

龍馬は春嶽公と会談します。
大政奉還をやっただけで満足せず、庶民の暮らしにもちゃんと気を配るところなんて、さすが龍馬です。
龍馬が考えた新政府の役職リストには、大事なところが◯◯◯と書かれていました。
この◯◯◯って?
聞かれた龍馬はなんと、わたくしにもわからんですと。

身分の差がなくなるこれからの時代、◯◯◯は誰がふさわしいか、みんなが考えるようになるはずだという狙いだったんですね。
足の引っ張り合いではなく、任せっきりではなく、誰もが自分の問題として日本のことを考えるべきだと。
政治のことは自分には関係ないなんて、現代も多くの人が考えていますけど、それじゃダメですよね。
龍馬さんに怒られてしまいます。

◯◯◯の意味をめぐって、案の定、日本中が大騒ぎになりました。
これは慶喜なのではないかと、それじゃ結局、幕府と一緒じゃないかと薩長の人々は疑ってます。


近江屋に戻ってきた龍馬のところに、ミニエー銃で大儲けした弥太郎がやってきました。
けど、弥太郎は、おまんに儲けさせてもろた金はいらんというのです。
この世の誰よりも龍馬が嫌いだと。

龍馬は弥太郎を嫌いになったことがないと言うのですが、弥太郎にとってはそういうところがますます腹がたつんですね。
たしかに、みんなが龍馬のように正しくて強い心を持ってるわけじゃないし、龍馬に接していると、自分の汚い部分や器の小さいところを思い知らされてしまうんでしょう。
人間の弱さを知ってる弥太郎ならではのアドバイスですよね。
いやあ、深い!深すぎます!

みんながみんな、龍馬のように新しい世の中を求めてるわけではないぞと言われ、「たしかにそのとおりかもしれん」と返す龍馬。
そして、「世の人は われを何とも言わば言え わがなすことはわれのみぞ知る」の和歌!
私が一番好きな龍馬の言葉です。
今までどれだけこの言葉に励まされてきたかわかりません。

龍馬は自分にできることをしただけ。それは弥太郎も同じだというんです。
弥太郎の金を返し、この金で日本一の会社をつくれと。
それは龍馬にはできない、弥太郎にしかできないことなんです。

別れ際の「達者での」の言葉が、もう二度と会えないことをわかっていたかのような感じで、たまらなく胸が締めつけられます。


龍馬は下関にいるお龍に手紙を書きます。
新政府には加わらないつもりなんですね。
そして海援隊がつくっていた辞書から「アイラヴユウ」という言葉を贈ります。
海援隊が辞書などの本を出版していたのは本当のことです。


薩摩藩邸では、中岡慎太郎が薩摩藩の面々を説得しています。
大政奉還がなった今、薩摩藩が戦をする必要はないと。
しかし、大久保&西郷さんは、◯◯◯が慶喜のことなのではないかと疑っています。
もしそうなら、それは新しい日本ではないと。
龍馬が考えているのはそんなことではないはずだと、中岡は命がけで確かめに行くことに。
中岡慎太郎といえば、当時にしては珍しい、笑顔で写ってる写真が有名ですよね。
人懐っこくて素敵な笑顔が印象的ですが、日本のために命がけで戦った人なのです。

ところが近江屋に向かう途中、なんと新選組と出会ってしまいます!
激しい斬り合いのあと「もう刀が役に立たない世の中がくる。おまんこれからどうする?」と問いかける中岡。かっこいいです!


さらに登場したのは京都見廻組!
なんとも不気味な存在感です。
龍馬暗殺の容疑者はいろいろいるけど、やはり見廻組が今のところ犯人に近いといわれています。

かれらは弥太郎のところにもやってきて、龍馬のことを探ります。
なんで龍馬を狙っているかというと、龍馬はサムライを愚弄し、全てを無にしたからだというのです。
龍馬が願っている、身分の差がなくなる世の中というのが、彼らにはとても許せないものなんですね。


そして、龍馬の誕生日がやってきました。
風邪気味で調子が悪いとも言ってますね。
ってことは・・・。
龍馬好きにはこれだけでわかってしまうのです。
これからどんなことが起こるかが・・・。


ひとりで酒を呑む龍馬。
新しい政府には志のあるものが必要だし、いろんな考え方の人間がいるべきだと、死んでいったみんなのことを思いながら一人酒です。
『お~い!竜馬』にもよく似たシーンが出てきますよね。私の大好きなシーンです。
もう涙なしには観れません!

それにしても近江屋のこの部屋、猫が描かれた屏風だったり、梅と椿の絵だったり、細かいところまで再現されてますね。


そして、中岡がやってきました。
場合によっては龍馬を斬るつもりという表情です。
徳川を新政府に入れてはイカンと。
まさか龍馬暗殺犯は中岡だったという説!?
一瞬そう疑ってしまうほどの、中岡の緊張感。
すごい演出です。

龍馬は軍鶏鍋を食べようと言い出します。
これも龍馬好きにはおなじみの、悲しすぎる流れ。


人の気持はそれほど割り切れるものではないぞと、弥太郎と同じようなことを言う中岡に対し、◯◯◯は「みんな」じゃと龍馬。
大事な役職は、身分に関係なく志のある者がやるべきで、他のメンバーがそれを支えればいいということなんですね。
で、龍馬自身は役人になるつもりもなく、海援隊と一緒に世界に出るつもりだと。
龍馬の夢の話を聞きながら、中岡の眼には涙が浮かびます。
さらに、蝦夷を開拓したいという夢も語ります。
龍馬自身は結局、蝦夷(北海道)に行くことはできませんでしたが、龍馬のご子孫がのちに北海道に移住されたんですよね!


そんなとき、近江屋に来客が。
中岡の妻と名乗りましたが、これが京都見廻組!!
龍馬は「ほたえな!」と叫んだ直後、様子がおかしいことに気づきましたが、体制を整えるよりも先に斬られてしまいました。
『龍馬伝』の特徴である、動きのあるカメラワークで、激しい襲撃シーンが表現されます。
反撃するひまもなく、斬られてしまった龍馬と中岡。
二人とも全身を数十箇所も斬られていたらしいです・・。

これまでに、いろんなマンガや映画などで何度も観てきた場面ではありますが、それでも悲しすぎます。
まだまだやり残したことがたくさんあったはずの龍馬。そして中岡。
無念だったでしょうね。
藤吉もこのとき巻き添えで殺されてしまったんです。
京都の霊山墓地には、龍馬と中岡のお墓が並んでたっていて、その隣にはちゃんと藤吉のお墓もあるんです。


龍馬を心配して近江屋に駆けつけた弥太郎と、血みどろの京都見廻組が対面します。
龍馬のすごさを知っている弥太郎にとって、あり得ないことが起こってしまったという感じ。
弥太郎の悲痛な叫びが刺さります。
観てる私も同じ気持ちです!


桂浜に一人佇むお龍。
龍馬が殺されたというニュースはすぐに下関にも伝わり、三吉さんは龍馬との約束通りお龍を土佐の坂本家に送り届けました。
そんなお龍に声をかけたのは、龍馬。
「うみ」の言葉を胸に、どんなに悲しくても笑顔を忘れず生きていくんですねというラストシーン。
正直、私はもう涙が止まらなくなってました。

さらに時代は過ぎて、坂崎紫瀾に龍馬の話をしてる弥太郎。
愛とか憎しみとか、龍馬への複雑な感情をぶちまけたまま、弥太郎も死んでいきました。
あんな男は、あんな龍は、どこにもおらんぜよ!
ほんと、そのとおりだと思います。


私の大好きな『龍馬伝』は、終わってしまいました。
今、ちょっと喪失感がすごいです・・・。
こんなに毎週毎週が心から楽しみだったドラマは他になかったです。
エンドロールに美甘子の名前がちゃんと刻まれていたのも含め、一生の思い出になります。

ありがとう、『龍馬伝』!!

ありがとう、龍馬さん!!



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☆☆美甘子出演イベント情報☆☆


龍馬伝は終わってしまいましたが、龍馬愛は永久に不滅です!


みなさんで、幕末のこと龍馬さんのこと、龍馬伝のことを語りましょう!


ゲストに、龍馬伝で藤吉を演じた、三拍子の久保さんが来てくださいます!


ご予約は、

mikako@yi.chu.jp

まで、件名に「12・5幕末カフエ」本文に「お名前、人数」をお書きの上、メールくださいませ。


前売り料金でお取り置きしておきます!



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●幕末カフェvol.2~歴史アイドルと歴史芸人の幕末ファントーク!~
【日程】12月5日(日)
【時間】Open12:00 Start13:00
【出演】美甘子(歴ドル)、長嶋智彦(ダーリンハニー)
【ゲスト】久保孝真(三拍子)

【入場料】前売\1500 当日\1800(共に飲食別)
【会場】阿佐ヶ谷ロフトA
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/lofta3rd.cgi
【美甘子予約】
mikako@yi.chu.jp
【ローソンチケット】
Lコード:33212