美甘子オフィシャルブログ 歴ドル美甘子の「歴っしゅ!ブログ」by Ameba

歴ーっしゅ!

大河ドラマ龍馬伝、最終回の龍馬暗殺犯のキャストが発表されました!!
龍馬伝らしい、異色のキャスト!!

そして、スタッフブログにも、美甘子出演の記事が書かれています。
とってもうれしいです!
広報のイタさんありがとうございます。


最終回がどんどん近づくのは本当に寂しいですね・・・。それでは、先週の龍馬伝の感想です!
船中八策を、一つ一つ発表するシーンたまりませんでした!!




龍馬伝第43話「船中八策」感想


いろは丸事件が一段落した海援隊、今度は大政奉還にむけての活動です。
土佐の容堂公が京に出てきているとのことなので、龍馬は容堂公に会って大政奉還の話をしにいくのです。
容堂公は、宇和島の伊達、薩摩の島津久光、越前の松平春嶽とともに、将軍慶喜に会ってます。
幕末の諸藩の殿様の中でも、とくに優秀だったといわれてる4人ですね。

京に向かう船の上で、龍馬は新しい日本の姿をすごい勢いで書きはじめます。
これはもしかして・・・!
後藤象二郎もその内容にびっくりしているようです。


さて、京都の会談では、島津久光と慶喜がモメていました。
薩長同盟に基づいて、長州を守ろうとする薩摩藩。
それにしても薩摩は完全に幕府をナメてます。幕府の権威はもうありません。
しかしこの日、容堂公は目立った発言はなし。
それってもしかして虫歯のせいでしょうか。
とにかく、なんとこのまま容堂公は土佐に帰ってしまったのでした。

おっと、ここで及川光博さんの大久保利通が初登場です。
いわゆる、大久保利ミッチーってやつですね!
『お~い!竜馬』でも、大久保はけっこう陰湿なキャラとして描かれていましたが、この「利ミッチー」さんもそんな雰囲気です。


長崎では、竜馬や象二郎の借金の尻ぬぐいをさせられるばかりという、土佐商会の現実に虚しさを感じた弥太郎が、グラバーにエゲレス流のビジネスを学びたいと相談していました。
藩のしがらみにとらわれず、思いっきり商売がしたいってことなんでしょう。

龍馬と陽之助と象二郎が京都にやってきたとき、すでに容堂はいませんでした。
無駄足になってしまうのか?と思っていたら、陽之助が京都での拠点になりそうな場所を見つけてきました。
それが、酢屋という材木屋さん。
なんと現在も木を扱うお店として営業していて、私たちも普通にお店に入ることができるようになっています。
酢屋に向かう途中で、龍馬と陽之助はまた新選組に遭遇してしまいました。
危機一髪のところを助けてくれたのは、ご無沙汰の中岡慎太郎。
一緒に逃げ込んだのは、相撲部屋でしょうか。
そこにいたのが、藤吉という元力士です。
藤吉は、龍馬と慎太郎が暗殺されたときも一緒にいました。
龍馬と慎太郎のお墓の隣に、藤吉のお墓もあるんです!


慎太郎と龍馬は相撲をとりながら近況報告。
いま薩摩の人々と一緒に行動してるとのことです。
薩長同盟のときと同じく、今回も龍馬と慎太郎の二人がキーパーソンになるんですね。
武力倒幕と大政奉還とで立場は違うけど、良きライバルなのです。

龍馬と慎太郎がセッティングして、薩摩と土佐の両藩の重役同士が会談しました。
西郷さんの食えない感じが今回もすごいですね。
笑顔で物腰は柔らかいのに、何を考えてるかわからないというか。
こういう人が一番こわいんだなという説得力がすごいです!

この場でまとまったのが、いわゆる薩土盟約です。
薩摩は大政奉還に協力するが失敗した場合は挙兵に協力するという内容、薩摩としては大政奉還がうまくいかないだろうと思っていたからでしょうかね。
お互いにすごい駆け引きでの交渉でした。


長崎では、同じイギリス人の商人に対して、日本人に魅せられてきたと話すグラバー。
龍馬たちに出会って考え方が変わったのだというのです。
実際、グラバーは明治維新のあとも日本で暮らし、弥太郎と一緒に仕事をすることになります。


酢屋の二階では、龍馬が慎太郎に船中八策を披露します。
龍馬がこれまでに出会った人々から吸収した思想がつまった、集大成のような内容ですね。
政権を帝に返すという部分は、木戸さんから。
議院をつくって民主主義を、という部分は、福井で出会った横井小楠から。
身分に関係なく政治に参加するという部分は、上士でも下士でも才能があればと言っていた吉田東洋から。
異国との対等な条約を結ぶべきという部分は、若くして死んでいった高杉さんから。
朝廷を守る御親兵を置くという部分は、土佐勤王党の武市さんから。
海軍を拡張するという部分は、もちろん勝海舟から。
物価を安定させるという部分は、長州で会った久坂玄瑞から。
憲法をつくるという部分は、河田小龍から。

そして龍馬は、憎しみからは何も生まれないということを母から教わったというのです。
「まわりの人間によって成長していく龍馬」という、『龍馬伝』のメッセージが、このシーンに凝縮されているように思います。
藤吉も慎太郎も感動のあまり泣いています。慎太郎の「た・ま・る・か!」という土佐弁が嬉しかった!!

でも、龍馬の考えはものすごく立派だけど、世の中には今の仕組みにしがみついてる人間がいっぱいいて、急激な変化には納得しないのです。そういう人間たちからすると龍馬のような人間は邪魔もの。
しかし、「命を狙われるぐらいのことをせんと日本は変わらん」と、龍馬は腹をくくっています。
慎太郎も思わず「たまるか!」と。土佐弁てかっこいいですよねー。

大久保利ミッチーも龍馬を目障りだと言っていました。
弥太郎は戦争でぼろ儲けという、商人としての暗黒面に落ちそうです。
龍馬のまわりはまだまだ問題だらけ!!


☆☆美甘子出演ラジオ情報☆☆


10月30日(土)

朝7:45~52まで

NHKラジオ第一 (関東ローカルです!)

立会川での、龍馬ゆかりの地をめぐった模様が放送されます!!