美甘子オフィシャルブログ 歴ドル美甘子の「歴っしゅ!ブログ」by Ameba


歴ーっしゅ!


ただいま、高知に来ております。
7月1日から社会を明るくする運動強調月間が始まり、一日保護観察所長に任命され、
高知市内をパレードしながら、地域のみなさまに更生保護について理解を深めてもらう
活動をしました。立ち直りを支えるためにさまざまな活動が行われているんだととても勉強になり、
自分にもできることはしたいなと思いました!


活動の様子は後でブログ更新しますね!



さてさて、録画していて、遅くなりました!


龍馬伝第26話「西郷吉之助」感想です!


閉鎖が決まった操練所にたたずむ龍馬。
各藩から来た塾生たちはみんな故郷へ帰ることになりました。
が、龍馬たち脱藩者は行き場がないのです。
勝先生も江戸で謹慎処分なので、面倒をみることができない。
そこで勝先生が紹介してくれたのが、薩摩藩の参謀・西郷吉之助。
つまり西郷隆盛なのです!

西郷どんといえば幕末の大スターのひとりなんですけど、あの銅像とか写真とかのインパクトが強くて、演じるのは大変そうだなといつも思うんですけど、「龍馬伝」では高橋克実さん。
ものすごく人懐っこい感じと、その反面したたかな参謀っていう面、いいんじゃないでしょうか!
腰が低いけど目は笑ってないっていうか。
あと高橋さん薩摩弁が上手いなと思うんですけど、鹿児島の方からすればどうなんでしょう?

で、そんな西郷さんと初対面の龍馬。
これまでいろんなセレブやクセモノたちと対面してきた龍馬です。
が、西郷さんとに話しかけた最初の話題は、なんと「太ったおなごが好きだとか。それはまことでしょうか?」と、いきなり女性の話!
またしても一瞬で相手の懐にスッと入り込む。さすが龍馬ですよね!
実際、西郷さんが太った女性が好みだというのはいろんな作品にも描かれている有名な話なんですけど。

と思ったら、龍馬はお龍の話をしつつ、こないだの禁門の変で長州と戦ったとき、薩摩が都に火をつけたという話に。
いまは日本のなかで内戦をしている場合じゃない、「わしは日本人の味方じゃ」と。
初対面の偉い人にも、言うべきことはズバッと言ってしまえるんですよね。
そういうところも龍馬はスゴいです。だからこそ、人に信用されたっていうところもあるでしょうね。

しかし、西郷さんは「勝先生の考えはオイにとっては甘すぎる」と。
薩摩藩といえば、戦国時代には九州の覇者だった島津家が藩主です。
関ヶ原の戦いでは徳川家と敵対していました。
土佐の山内家が徳川のおかげで大大名になれたのとは逆で、幕府に恩はありません。
そういう意味では、薩摩と長州は立場が似ています。

薩摩は、260年間ずっと、おもては幕府には従いながらもこっそり軍事力とお金をたくわえていたんですよね。
長州も土佐も幕府もどうでもいい。薩摩がよければ、っていう考え。
薩摩弁が他の地方の人に理解しにくいのは、わざとわかりにくい言葉にしているからだっていう説もありますよね。
もし幕府のスパイに聞かれても内容がバレないようにするためだっていう。

勝先生は龍馬たちを薩摩藩で面倒をみてもらおうとしていたんですが、でも薩摩は長州や攘夷派の敵です。
龍馬にとっては、桂さんたち長州の志士を苦しめている張本人なわけです。
今また、幕府と薩摩が一緒になって長州を征伐しようという流れにもなっています。
当然、素直に薩摩についていこうという気持ちにはなりにくいです。


神戸ではついに操練所が閉鎖されます。
勝先生の最後の言葉が胸にしみます。
「おいら脱藩するには年をとりすぎた。だから若えもんを育てることにした。ニッポンを頼む」
みんな地元に戻っても志を忘れないようにと誓って、それぞれ故郷に戻っていきます。
しかしチーム脱藩者は行くあてがない。しかし龍馬はこんなときこそ明るくふるまうんですよね。


西郷さんは、「長州征伐はやめたほうがいい」という案を出します。
もしかして龍馬に影響された?
とにかく、薩摩が参加しないとなると、幕府には長州征伐をやるだけの金も行動力もないわけです。
そうやって幕府を振り回していくと、薩摩藩を中心に世の中がまわるようになっていくんですね。
西郷さん本当にしたたか!

幕府の小栗忠順はフランスの力を借りることにしました。
でも、これってフランスに借りをつくるってことですよね?いいのかな?
勝先生や龍馬、松陰先生も桂さんも、武市さんもそこを心配してたのでは?


平和な岩崎家。
弥太郎だけが暗いのは、毒まんじゅうのせいです。
以蔵を殺すための毒まんじゅうを武市さんから受け取ってしまったのです。
人殺しの手助けをすることになってしまうけど、どうしていいかわからないけど、お父さんの言うとおり、いっそ以蔵を楽にさせてやりたいと思ったから、受け取ったのでしょうか。
そういうふうに自分に言い聞かせて以蔵のところに行く弥太郎。
そしてすべてを理解した上でまんじゅうを食べようとする以蔵。
しかし、弥太郎にはやっぱりできない!

今週も切なすぎますね・・。
いつも引き込まれてしまうので、45分があっという間です。
あ、最後に紹介されていた以蔵のピストルは、「龍馬伝」展で見れます。
今は京都でやってるのかな?