歴ーっしゅ!旅フェア3日間のお仕事が終わりまして、ちょっと疲れが出たのか家で休んでおりました。

先週からの不安定な体調がまだ完治してなくて、頭痛と喉の痛みがひどく、本日も病院に行ってまいりました。薬を飲んで安静にしております。


旅フェアはとっても楽しかったです。土佐・龍馬であい博PR大使として、存分に龍馬さん、高知のPRトークができたと思っております。お話聞いてくださったみなさまコメントありがとうございました!

また、写真も紹介したいと思います。


録画していた、龍馬伝を観ました。真木よう子さん演じる、お龍さんの登場!待ってました!!


龍馬伝第22話「龍という女」


ついに武市さんが牢屋に入れられました。
山内容堂ににらまれた土佐勤王党が一斉に弾圧されます。

土佐だけでなく、京都や大坂にいる土佐藩士にも帰国命令が出ます。
土佐藩の追っ手は、龍馬たちのいる勝塾にまでやってきました。
しかし勝塾は一応幕府の施設であるので、土佐藩の追っ手も深追いできません。

とはいっても、帰国命令に応じないということは、イコール脱藩ということ。
龍馬はこのとき、二度目の脱藩をします。


京都では以蔵が新選組に襲われてましたね。
近藤勇・土方歳三・沖田総司という新選組の3大スターにやられたら、さすがの以蔵もかないません。
新選組はほとんどセリフもなく、淡々と目的を果たす、不気味な存在って感じでしたね。
かつて大河ドラマで香取慎吾さんたちが演じた人物と同じだとはとても思えないような。

龍馬と近藤勇との対面も、史実ではない話ですが、ドラマならではのサービスってことで。
龍馬の北辰一刀流と近藤勇の天然理心流の、夢の対決でございます。すごい緊張感のある場面でした。
そういえば、新選組といえば『お~い!竜馬』では、龍馬と沖田総司との間に、ちょっとした友情のようなものが生まれたりもしてます。あの話も結構好きでしたね。
さらにいうと、『ゴルフ夜明け前』っていう、桂三枝さんの落語をもとにした映画では、龍馬と近藤勇がなんとゴルフで対決したりもしてますしね。


後藤象二郎は、尊敬する叔父・吉田東洋を暗殺したであろう武市半平太を厳しく取り調べます。
武市さんの親戚の勤王党メンバーを拷問して、精神的に追い詰める作戦です。
山内容堂は下士をサムライ扱いしていません。
江戸時代が始まった頃からの、260年もの古い因縁があるんですよね。
江戸時代ってずっと世の中の仕組みが変わっていないので、260年前の感覚がそのまま残ってるんでしょう。

武市さん的には、自分の行動には筋が通っていると思っていて、大殿様もいつか理解してくれるって、いまだに信じているみたいです。
しかし、そんな武市さんの考えは、弥太郎にいわせれば「大殿様のためと言えば言うほど、言われる側はイライラしてくる」と。
これはかなり鋭いところを突いてきてると思います。さすが弥太郎。


京都の街で以蔵を探す龍馬。
「扇岩」っていう旅館は、攘夷派の志士をこっそりかくまってくれることで有名でした。
京の町の人にはこういう人が結構いたらしく、後に龍馬がお世話になる寺田屋とかも、商売抜きで志士たちを援助していました。
逆に新選組は、威張ったりするので京の街の人には嫌われていたみたいです。

その扇岩で働いていた、お龍が登場です!
しかしなんとも気性の激しい衝撃の初登場シーンでしたね。
借金のカタに売られそうになった妹を助けるために、何でもしてやろうと。
このエピソードは実際にあった話で、お龍はたったひとりで悪い奴らのところに乗り込んでいって、「殺すなら殺せ!」などと言って妹を取り戻したそうです。
ちなみにこの妹は、後に龍馬の部下のは菅野覚兵衛と結婚します。

ここで龍馬の口から「生き金」っていうキーワードがまた登場しましたね。
同じ5両でも、自分にとっては親からのお小遣いにすぎないけれど、お龍にとっては妹の身を守るための大事なお金。
裕福な家に生まれ育った龍馬は、引け目を感じます。お金持ちにはお金持ちのコンプレックスがあるんですね。


結局、以蔵は捕まってしまいます。
仲間を守れなかったことで自分を責める龍馬。
その姿を見たお龍は、かなり龍馬に興味をかきたてられて、心が揺れているっぽいですね。
先日は自分をビシッと説得してお金を出してくれた男が今日は感情をむき出しにしている、「何だろうこの人は」と。
うーん、その気持ちわかります。
会ったばかりの相手にも自分をさらけ出してしまえる、それって龍馬の大きな魅力のひとつですよね!

最後に紹介されていたお龍の話についてですが、明治時代になってからお龍はいくつかのインタビューにこたえていて、それが「千里駒後日譚」などにまとめられています。
最近は現代語訳になった「わが夫坂本龍馬」(一坂太郎氏)も、オススメです。一般に知られていない龍馬のエピソードも満載で面白いですよ!