美甘子オフィシャルブログ 歴ドル美甘子の「歴っしゅ!ブログ」by Ameba


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歴ーっしゅ(・∀・)レ

写真は、DRF5での、バウンサーさんとの歴史トークの模様。レオさんは戦国も幕末もお好きのようで、相方の斉藤さんと、私はその熱さに圧倒されました!私は女子目線での龍馬さんの魅力をお伝えしました。パソコンから関ヶ原ウォーランドの写真を見せたり、とても有意義な時間でした。バウンサーのお二人ありがとうございました!


さて、録画していた龍馬伝第六話を見ました!遅くなりましたが感想です。


龍馬伝第六話「松陰はどこだ?」感想


先週も思ったのですが、『龍馬伝』は等身大の龍馬の姿を描こうとするからすごい!
「感情のままに言ってはいけないことまで言ってしまい、後で後悔する」っていう姿って
過去にたくさんつくられてきた龍馬関連のドラマや映画などでは決して描かれたことがなかったはずです。
溝渕さんに嘘ついて子供と時間つぶすとか、そんな未熟な若者の龍馬は初めてです。
作り手のメッセージがビンビン伝わってきます。


ペリーがまたやってきましたね。
升毅さんが演じる阿部正弘、苦悩の演技が素晴らしいです。
ただ単にアメリカ人の勢いに飲まれて開国しちゃった、みたいな感じではなく、
悩みぬいて結論を出したっていう姿。


弥太郎も、やっと自分の運命を切り開いていくきっかけをつかみましたね。
勢い余って加尾さんに告白までしちゃいましたが。
これから世の中が激しく動こうとしている時期、身分に関係なく優秀な人物が
ちゃんと認められるようになってきたって感じです。


また、今回は攘夷という言葉がはじめて登場しました。
吉田東洋と武市さんの決裂は、武市さんが思ったような身分のせいではないです。
吉田東洋はこの後、積極的に土佐藩を改革していく優秀な人物。
幕府や土佐藩の軍事力や経済力がどれほどのものかわかっていたから、
武市のように単純な攘夷論ではやっていけないことがわかっていたのです。
しかし、武市たち下士は、それまで藩の政治に参加させてもらえなかったので
そこがイマイチわからない。
悲しいすれ違いになってしまいました。
しかしこの逆恨みのエピソード、すごい伏線になってますよね。
ほんとうによくできたドラマだと思います。


そして吉田松陰先生が登場!
『お~い!竜馬』でも強烈なキャラクターだった松陰先生ですが、
『龍馬伝』の松陰先生も、ものすごい熱い人物でした。
あの言葉を聞いて何も思わない人はいないでしょう。
誰もがなにかしら自分に言い訳をしながら毎日生きている現代、
私もそんな一人だけど、松陰先生の言葉で目が覚めたような気がします。

たとえば『龍馬伝』の今回の視聴率が20%ぐらいだとして、
日本人の二割、2千万人以上の人がこの松陰先生のセリフを耳にしたはず。
その中の何%かの人がこの言葉でシャキッとしたとしたら、
不景気で全体的に元気のない今の日本にとって、数億円ぐらいの経済効果が
あるんじゃないか!?って思います。


千葉定吉師匠のいう、剣の道を追求する意味。精神論。
高校生のときに私が書いた「刀社会へのあこがれ」という作文があるのですが
なんだかその内容にもリンクしているような気がして
勝手に盛り上がってしまいました。

龍馬は松陰先生に出会って、その答えを自分で見つけることができたんですね。
何の疑いも持たずにただ決められたことをやる人よりも、
悩みながらも自分自身で目的意識を見つけた人のほうが成長できるはず。
だから龍馬が剣の達人になったのも納得です。


こんなに毎週毎週が楽しみなドラマは『龍馬伝』がはじめてです。
次回は、リリーさんの河田小龍が登場!
なんかもう、毎週新しいキャラが登場する感じもたまらないです。
はやく日曜が来ないかな!




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明日、FM YOKOHAMA 「FUTURE SCAPE」に生出演します!


84.7局です


http://www.fmyokohama.co.jp/onair/today/2010/0213.php

9:30~


龍馬さんのお話をしまーす!!


みなさま早起きして聴いてくださいね!