歴ーっしゅ(・∀・)レ
龍馬さんのチョコレートだよ!
黒船の圧倒的な存在感にすっかりやられてしまって、心ここにあらずの龍馬。
19歳という多感な時期に相当なカルチャーショックだったことでしょう。
黒船を相手にすると剣術には何の意味もないのかもしれないという気持ちになってしまってもしょうがないですよね。
鈴木プロデューサーが『龍馬伝』について「ひとりの若者が悩みながら成長していく物語にしたい」と語っていたのを思い出します。
たしかに龍馬はすごい人物だけど、でも最初からすごかったわけじゃないってことですよね。
20代の龍馬に会ったある人物は、その時期のの龍馬の印象を「かなりの剣術家ではあるけど、世の中のことを何も知らない感じだった」と語っています。
これから、河田小龍や勝海舟や西郷隆盛といった人物に出会ってどんどん世界を広げていくんでしょう。とても楽しみでございます。
ピエール瀧さんの溝渕広之丞は、龍馬の兄貴分っていう雰囲気がとてもいい感じ。しかし、実は溝渕広之丞は佐久間象山のもとで砲術を学び、さらに長崎で化学を勉強した人なんですよね。
ああ見えてものすごい勉強家なのです。 あと今回の注目ポイントは、やはり山内容堂でしょう。近藤正臣さん、さすがです。イメージ通りでした。
司馬遼先生が書いていたみたいな、ものすごく頭は切れるけど、誠実な人物とはいえないっていう感じとか下士を人間扱いしていない感じとか、まあ、大きな藩のお殿様ってみんな普通にそんな感じだったとは思いますけど。 そして武市半平太はそんな殿様に認められて大喜び。
自由な龍馬と違って、武市は身分制度の価値観で生きている人なんですよね。まあ当時はそれが普通なんですけど。でも、武市さんのそういうところが、やがて悲劇的な最期につながってくるかと思うと、もうすでに泣きそうになりました。武市さんや岡田以蔵や平井収二郎たちの元気な姿を、今のうちに目に焼きつけておこうと思います。
さて来週はいよいよ吉田松陰先生が登場!(もう今日ですね!!)最近だと「サラリーマンNEO」の印象が強い生瀬さんですが、どんな松陰が見れるのでしょうか。楽しみです。