今日はてんびん座の満月です。

 

てんびん座は、恋愛や結婚、パートナーシップを意味する星座ですが、ちょうどこのタイミングで、ひょんなことから、自分の過去の恋愛や結婚生活について、振り返ることになりました。

 

これまでに、数えきれない程の辛くて苦しい想いをしてきたなかで、それでもその時々で私と向き合い続けてくれた相手の愛と、それに対する感謝の気持ちを、今なら冷静に感じることができます。

 

 

だけど、その渦中にいる時は、愛されているはずなのに、どこか満たされない自分の空虚感をどうにか埋めようとして…

 

思うように行かない自分の歯痒さを、相手に対する怒りの気持ちに変えて、自分を守ろうとし続けてきました。

 

その時の状態は、まさに『共依存』の関係でした。

 

 

自分の要求が相手に受け入れられると分かれば、それがどんどんエスカレートして行く。

 

それに応えることに疲れた相手が、別れを切り出した時には、その状況を受け入れることができなくて…

 

悲しみがいっぱいで、相手にすがりつこうとしたり、それができないとなれば、怒りをあらわにしたり。

 

 

一方で、相手に嫌われたくなくて、相手の言う通りに振る舞おうとする。

 

ありのままの自分で愛される自信がなくて、本当はどこかで違うと思っているのに、その関係性から抜け出すことができない。

 

だから、自分の本当の気持ちを抑圧し続けて、喜びや幸せまでも感じることができなくなってしまう。

 

そして、気付いた時には不本意な形で爆発してしまい、取り返しのつかない状態に…

 

 

私はそのどちらも経験しました。

 

そして、その度にそこから立ち上がって、再び元の生活に戻るまでに、かなりの時間を要しました。

 

相手が変わっても、自分が変わっていなければ、同じような現実を引き寄せる…

 

それを自分自身が、何度も体現しました。

 

 

自分のインナーチャイルドが癒されていないと、それを癒すための相手を、それができる関係性を、無意識に求めてしまう…

 

だから、傷ついたり、悲しかったり、苦しい時に、自分自身で満たせないところを、他の誰かに満たしてもらいたくなってしまうのです。

 

そして、一時は癒されたとしても、恋愛特有の高揚感から来る相手への執着心がなかなか手放せないことで、何度も同じことを繰り返してしまう…

 

 

私がそこから脱却したのは、相手のことよりも、自分を大切にできるようになってきた時でした。

 

自分を大切に生きるようになると、心のザワつきを見なかったことにはできなくなります

 

心身の不調を来たすような関係性は、自分自身を傷つけているのだと思うようになりました。

 

 

もちろん、そこから抜け出そうとした時の苦しみは、半端なものではありませんでした。

 

抜け出したいのに、反射的に相手にすがりつこうとしている自分に、頭の中ではもう一人の自分が“いやいや、違うでしょ!!”と言いながらも心がついて行かず、流れに身を任せるしか、なすすべがなかったり…

 

それでも、潜在意識にまで通じる、自分のベストなタイミングだったからこそ、そこから脱却できたのだと思います。

 

 

お互いを傷つけ合う恋愛は、その度合いが大きい程、自分の心の中にも相手の心の中にも、それぞれの存在が印象深く残ります。

 

そして、それが忘れられない相手として、『運命の相手』に違いないという認識に変わり、「執着」を強化する要因になるのです。

 

 

結局、相手のことが許せない時って、相手の中に自分を見ていて、相手もあなたの中に自分を見ていたりします。

 

そのからくりが腑に落ち、自分を大切に生きられるようになると、いつもニュートラルな視点へ戻ることができるようになります。

 

その時の波動は穏やかで、自分の望む幸せを、自ら引き寄せることができるようになっているでしょう。

 

 

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