東京は、あいにく台風接近中
しかし、気にせずマイペースにいくわよ!
夏の思い出、旅行紀のつづき(σ・∀・)σ
( 前回までの旅行記はこちら
Vol.1
Vol.2
Vol.3
Vol.4
Vol.5
Vol.6
Vol.7
Vol.8
Vol.9
)
みんな揃って、仲良く夕飯を食べつつ、まったりしていると、
「さあ、そろそろ出発するか!」
と、宿のおかみHさんの号令がかかる。
そう、この照島荘のウリのひとつが、Hさんが任意で連れて行ってくれる
星空ツアーなのだ。
まったく知らなかったのだが、波照間は、星が見えることでも有名らしい。
なんでも、有人島では、国内で見える全ての星が見える
唯一の場所なんだとか
天体系興味ない苦手なんで、まったく知らなんだ・・・。
北斗七星くらいしか分かりません(・∀・)
そもそも、東京に生まれ東京に育っている私には、
星ってすごく遠い存在で、
見えないのが当たり前、
見ようと、夜空を見上げることすら
なかったんだよね。
だから、びっくりした。
見渡す限り360℃、所狭しと空を、星が埋め尽くす図に。
まるで、小学生の頃に見た、プラネタリウムのようだった。
視界を遮るビルもなければ、道を走る車もないので、
子どものように、道路に大の字に寝転がって見た。
東京のように、色とりどりに瞬くネオンも、ここには一切ない。
それこそ、懐中電灯がなけりゃ歩けないほどの、真っ暗な空間。
時間も、隣にいる人の存在も、忘れてしまうようなしんとした空間で、
真上に広がる無数の輝きを見ていると、
ああ、星が落っこちてくるかのようって、こういう景色のことを言うんだな
って思った。
・・・・私が感動に浸っている間、暗闇苦手なうちのヘタレさんは、
言葉も発することが出来ないほど、怖がってたけど・・・
うちは、コドモよりオトナ優先の育児方針なんでね。
諦めろ、息子( ´艸`)
Hさんはすごく星に詳しいので、
あれが何座でこれが何星で・・・なんて教えてくれるのだけれど
天体オンチな私は、ほとんど分からず(-"-;A
逆に、超食いついてたのがダンナ。
男の人って、天体系好きだよね~?
写真じゃうまく伝えられないのが、残念。
天の川がね、肉眼で見えるの。
彦星と、織姫もちゃんと見えたよ。
島の子どもたちは、自然の移り変わりにとても敏感なんだという。
空の色や、
雲の形。
空気を伝わってくる、雨の気配や、
草花の成長。
ふと、都会の子どもたちが、そういうものに鈍感なのは
私たち大人が、教えないからだなあと思った。
だって私、見ないもの。
日々の生活で、空を仰いだり、
立ち止まって、道端に根を張る草木に目を向けることって、
殆どない。
まずは、自分自身が、そういうものに目を向ける
余裕を持たないとね。
星空ツアーから帰った後は、そのまま酒盛り
当初、台風の影響で、私たちが渡った高速艇以降は欠航と聞いていたんだけれど、
結局その日の午後に、もう1便出てね。
照島荘には、私たち家族ともう1組、
ダイビング好きなカップルの2組が、泊まっていたの。
2日目は、高速艇もフェリーも全便欠航してしまったので、
結局2泊3日の日程中、宿泊メンツは変わらずで、
軽く合宿状態
でもこのカップルが、すっごく気さくで、ピースフルな人たちで、
息子のことも、温かい目で見守ってくれたので、
旅の間中、楽しく過ごせた。
夜は、彼らと、Hさんやおじい達も加わって、
日付が変わるまで、よもやま話。
この、「ゆんたく」(沖縄の方便で「おしゃべり」という意味)
にとーっても憧れていたので、実現できて嬉しかった。
波照間の思い出が、私の中で忘れられないものになったのは、
この、照島荘と、一緒に合宿を過ごした彼らの存在がとても大きい。
海も、空も、太陽も、星も、素晴らしいけれど、
やっぱり旅は、 人 だよね
長々と続けてきましたが、いよいよ次で〆るつもりです!
なんとか、秋本番前に終わらせることが出来そうで、良かった・・・(´□`。)アウ